この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Lovers Game 〜光と影〜
第12章 リアルを生きる僕ら
トントントン・・・・


寝ぼけたか?酔っぱらったか?

何事かと思いつつ


ブルブルと震えて泣きながら俺の背にくっついて降りてくる廉の尋常でない様子に、俺はさすがに身構えた


・・・・なんもねぇ


武器になるもんとか、なんもねぇ



そりゃそうか、余計なもん置いてねぇからなウチ



丸腰…って、かなり不利だがしゃあねぇな?




『…ボソ……どこにいんだよ?』



『〜〜〜!…』



廉はリビングドアをちろっと指差してすぐ引っ込める



アイツって・・〃アイツ〃だよな?



どうやって入って来たんだよ





ガチャ・・・・バァン…!



俺は廉を階段の方に押し戻して
警戒しながらリビングドアを思い切り開けた



殴りかかってくるか?凶器振り上げてくるか?



・・・・


・・・・・・



おい??



隠れる場所もない殺風景なリビングを見渡し



カーテンの裏…テーブルの下
僅かに死角な簡易キッチンの周り
少ない死角をチラり


〃誰も〃いない、確実に




『おい廉・・?どこにもいねぇぞ』


階段の方に隠れてる廉を呼ぶ



『うそよ!!絶対いたもん!見たもん!!』



『???〜』


まさか、、危ねえ幻覚でも見たとか言わねぇよな?


ドタドタっ

廉は玄関に走って傘持って来ては突き出して
ガクガク震えながらリビングに来る





『ゎゎ…わかってるのよ、、アイツの卑怯さは』





『だからアイツって…』



アイツは…それなりに締め上げといたから
ぶっちゃけ早々再犯しないとは思ってるが







『Gよ!!!…〃G〃〜〜!!』







『爺?…・・ジジィ??』










『ゴ・キ・◯・リ・・・・!!

言わせないでよ…っ…名前だけで無理』






は・・?





本気で震えてる廉の姿と…そのワードの

ギャップが…さ

俺の中では大き過ぎてさ




『・・・・はぁ〜〜〜?!』
/350ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ