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Lovers Game 〜光と影〜
第12章 リアルを生きる僕ら
『すすすすす・・・・素手…っ…?!

ぃぎゃぁーーーっ!ちょっとぉぉっ…』





標的を片しても尚、絶叫する女



『…いい加減にしやがれテメ(汗)
もう死んだだろーが、喚くな!ホレ…!!』



俺は拭きかけていた拳を突き出す



『ややややや!やめてバカ!!こっち向けないで
は、はやく…手を・・洗って…ぇ
な、な、なんでこんなホテルみたいな家に
ソレが出るのよ〜…世の中どうかしてるわよ…』



『ゴキブリくらいどこにでもいるだろうが
なにぶったまげてやがるんだ』



『ゃゃゃっ…見せないで!ワードを出さないで!
目に耳に触れちゃいけないのよソレは…っ』



あーあ、気の毒なゴキちゃんだったなぁ?
この女の前に現れなきゃ
こんな末期を迎えずに済んだかも知れねぇのにな
ごめんなー。


俺は手を洗いながら
へなへなと床に尻もちついてる廉を見てため息




『じゃぁな・・・もう喚かないで寝ろよ?』



今度こそ俺は自宅階(うえ)に戻ろうと…


するが?



…むんず…っ



『・・・・おい?』



『・・・・〜』



廉の手が再び俺の背中を掴む



『ぃ…一緒に…ちょっと飲まない?』



『ぁんだと?』



(改めて言っとくが…夜中だぞ、夜中)




『おい廉・・・・』


ピクピク…

俺の眉間と血管が、なんか音立ててるぜ



『ぁぅ・・・』



『あのなぁ?…ちゃんと片しただろぉが?
もういねぇだろ?な?』



『・・・〜』


涙の跡が残った顔を反らして
俺を引き止めてる廉が…言いたげな事は



俺にはわからねぇぜ?


あー、、アレか


ひとつの〃心理的瑕疵〃ってやつか?



いないのはわかってても

さっきまでそこにいた
って事実がこわいのかコイツ



ははは…

女ってのは、よくわからん感情持って
ややこしい生き物だよなぁ?



パワーのバロメーターが破茶滅茶すぎだお前は



は?

つぅか、ゴキごときで人の家を

事故物件扱いすんじゃねぇよ


クソが・・(苦笑)
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