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Lovers Game 〜光と影〜
第12章 リアルを生きる僕ら
『プハ…ぅふふ〜♪…こんなに気ままに飲んだのいつぶりかなぁ〜・・・おいしぃ』


ビールの缶をテーブルにゴロゴロ並べて
廉は赤らんだ顔で微笑む



『そうかよ・・(笑)』



『コレ飲む〜?♪』



『あぁ・・・』


酒乱みたいなタイプではないけど
泥酔する前にストップかけておこうと思って
廉の手から缶を奪って飲み干す



『上にもっと美味い酒あるから飲み直そうぜ』


廉の買い込んでいた酒でパンパンな冷蔵庫を閉めて

ほろ酔いの廉をさっさと3階に誘導した

(まだほろ酔いかよ、この女…)




ボフ…っ・・


廉をベットに座らせて
テキトーな酒預けて黙らせておく


俺はソファに腰かけてヤツの寝落ちを待つ





『ねぇ〜・・?…あんたはさ、何色が好き〜?』




・・・・黙らねぇのかよ(笑)




『あんだよ・・急に』


『好きな食べ物は?…キライなものは?』




『??・・・そろそろ酒やめろ?…飲み過ぎ』




『あんたのこと…何も…知らないんだもん…』



なんだかな

いつかのデジャヴみたいな



『なんてね…♪…それはそれで良いのかなって
なんか思ってるこの頃なんだよねぇ』


『・・・』


『わからないからこそ…良い事もあったりとか
大人になるとそういうのあるって昔聞いたんだよねえ』



『お前みたいな…バカ正直で…あけすけな女に
そんな芸当が出来るかよ…』



『なによ・・それ…♪』




『なんですぐ警察に通報しなかったんだよ
アホかテメェは

なんのためにナケナシの低所得から
税金引っこ抜かれてると思ってんだ』


俺はさり気に突っ込みたかった言葉が出ていた



『えー??Gって警察呼んでいいの〜♪?』




『バカか・・(汗)
〃あの男〃の事に決まってんだろぉが』



『なぁんだ……そんなこと
ていうか…忘れろって言ったり、思い出させたり
どっちよ…なんなのよ、あんたはもぉ…』



『…それは・・・だな
つぅか、お前・・そもそもなぁ
大の男をぶっ飛ばすパワーと気の強さがあれば
ゴキなんざあっちから逃げてくだろうが…
アンバランス過ぎなんだよテメェは・・』




『ふふふ…そだね〜…♪』
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