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Lovers Game 〜光と影〜
第12章 リアルを生きる僕ら
廉が酔ってる…そのどさくさで放った言葉だが
俺は…ちょっとだけ引っ込めたくなっていた

酔ってるはずの廉の笑顔が
少しさみしそうだったから




気が強い・・・荒くれ・・・強情な女


現代を生きる、男勝りでクールでドライな女



ちがう・・・




そうじゃないんだ


強く・・・見せていないと

強く・・・あろうとしないと

廉は生きていられなかったんだ



孤独に…自分を奮い立たせて

闘うしかなかったんだ



表だけみていたら

そんな姿しか知り得ないから


あって当たり前であろう

人並みの弱さや脆さが


まるで大きなギャップみたいに見えてしまうんだ





廉…お前も・・・お前こそが・・・




そんな…その胸の内だけは

ホントは俺、わかるんだよね




廉に逢った時から、、、

本当は俺・・気付いてた



俺が…誰よりもわかってたはずなんだよな




なのに、心と目に蓋をした俺の
半端な行動が、不要に・・・余分に


コイツを傷つけてしまった。



振り切った胸の内

振り切った過ぎた日の事を…

なんとも思い起こさせる



なんの因果か、時のイタズラか

こんな今を迎えてるこの瞬間に思っていた
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