この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Lovers Game 〜光と影〜
第12章 リアルを生きる僕ら
『ごめん…もう言わないから…はなして』



廉は体を捩らせて俺の腕を解こうとする





『・・・・強くなくていい』




『れ……』




『しっかりなんか…してなくていい』




出口に向かった時の足取りのように
シャキシャキとなんか、、
歩けなかったはずだ

腕に抱える廉の体から伝わる熱
少し…重そうに脱力している足元



『全部…ひとりで背負わなきゃ、なんて
自分に鞭を打たなくていい・・・』




『蓮・・・・』





『絶対勝てない勝負に・・・無策に一人で突っ込むな』





『・・・』





『俺の前で…ボロボロに怪我するな・・・

満身創痍で・・・・泣くな…』





『・・・~~』





『ひとつや、ふたつ・・・

思いきり…喚き散らす程の

弱点があるくらいでいい』




『・・・』





『俺の前では・・・そんな風に…

調子が狂ってるお前でいてくれる方が

俺は・・・調子良くいられるぜ』




ぎゅ・・・





ドアに手をかけて、ずり落ちそうに脱力する廉を
支えながら振り向かせてその唇を塞ぐ








『それが・・・・・・俺の…答えだ』
/350ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ