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第3章 事件です！

煌『やーだー。行かない。俺❝面(ﾒﾝ)❞が命だもん～
顔戻るまで絶対、外交業オールパスだからね～』


週明けても事件の二次災害がうちの社内に蔓延していた



煌『蓮のせいなんだから～この先は責任取ってよね～・・・
っていうか❝労災❞だからねコレ～・・・』


煌牙はアッパーカットでもくらったらしき無残な
ヤツにとっては仕事の要(ｶﾅﾒ)とも言える❝おフェイス❞

･･･現在❝元イケメン❞な顔面を冷やしながら

不貞腐れてオフィスのソファに身を投げ出して
ＰＣ掴んで【内勤宣言】。


龍『…労災に違いないですけどねえ。
要因が要因だけに申請が問題だらけになるの確実ですよねえ。あ…❝ボクのメガネ❞は勿論、経費で弁済してくれますよねえ？社長』


龍牙はネチネチ節全開で、神経質そうに電卓とＰＣ叩きながらブツクサ言って【不動宣言】。

(圧すごすぎだろお前！どこの事務のオバちゃんだよ(苦笑)こんなヤツだったか？！)


眼鏡？？？ああ・・龍牙の横で悲しげに❝臨終❞してる
その真ん中ほぼ❝９０度❞に❝サバ折り❞みたいになった物体のことか。

どんなに隙だらけで顔面パンチくらったらこんな物体が出来上がるんだかね。



『わわわ・・わぁーってるって！
労災でも経費でも使えるもんはいくらでも使って構わねえよ！当たり前だ！！

メガネ？？？んなもん高けぇのでもいくつでも買え！！俺が許す！！・・・だから…とにかく』


日常業務はなんとかしきゃなんないんだよ



チラ・・・


唯一、面(ﾒﾝ)が無事な太牙に視線が集中


(各々業務代行はある程度出来るけど、よりによって一番頼みにくいヤツが残るってふざけんなってんだよ…クソが)