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第4章 アシンメトリーなソイツ

煌『あー、〃あの子〃の、、ね♪』

龍『ええと・・』

龍牙が眼鏡をスチャっとあげて読み上げる





【陽山　廉】（ヒヤマ　レン）

２６歳

□□都出身

現住所◇◇区〇〇町

☆☆高等学校卒業のち

□□商事勤務のOL

家族構成・・・






『ぅぇ…？ちょっとまて龍牙…？？

〃レン〃て・・・〃廉〃…なのか？？』



思わずストップかける



龍『ぇ？…は・・・？…あぁ、そっか・・
んー？…うん？・・・そうみたいだね？』



偽名じゃないの？
マジで俺と同じ名前？…へぇー。


煌『よっぽど好きで源氏名兼にしたのか
よっぽどどうでも良いタイプかどっちだろうねえ♪』


『スボラなんだろ…あんな女だぜ？で？あとは？？』



龍『（いや、紙渡したんだから読めよ（笑））
ぇーと、、高校生の時に両親を失くして…それから』




『天涯孤独ってやつか？？』



煌『…一人身のOL…水商売かけもち、まぁよくある話だよね。本業じゃなかったんなら、蓮のせいで失業した、って訴えられる可能性が下がったね〜♪』



龍『ん…ええと、、〃兄弟〃はいるみたいだよ』




『ほぉ…』