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Lovers Game 〜光と影〜
第4章 アシンメトリーなソイツ
バァン!


『お?♪お前ら~まだ帰ってなかったのか~?!』


❝俺❞はオフィスのドアを半ば蹴破って❝帰社❞した



なんか3人揃って❝ゲッ❞ってツラしてるけどさ、知らね



『なぁなぁ♪見てくれよ~❝コレ❞♪』




煌『❝コレ❞って…お前な・・・その肩に❝棒状に担いでる❞のは・・・』

龍『❝獲ったど~❞…なノリで…❝運んでくるモノ(女)❞デスカ・・・?』

太『・・・オモチャ買って貰った子供かよ…』



『いや~下でバッタリ会っちゃってさぁ!!~なぁ♪?』






『❝なぁ♪❞…じゃないわよ!!なにすんのよ!!?』



俺の肩で暴れてるのは勿論あの廉だ

流石の俺も一瞬ビビったぞ?
エレベーター呼んだらバッタリ中から出て来るんだもん


『なに?って…ん~・・・監禁?♪』

俺は足でドアを後ろに蹴ってさっさと閉めた。


『はぁ?!ふざけるなバカ!!!下ろせ!』


俺と廉揃っての登場に
なんか煌牙達は青ざめたりアタフタしたりしてるが

トン・・・

ギャーギャーわめく女、廉をひとまず床に下ろす


ズイ…っ

俺はやかましいその女の顔を覗き込む



『だって、お前・・・俺の会社に来るって事は俺に会いに来たんだろ?〜俺が居なかったから出て来たんだろ???』



『何がどうなって・・・そうなるのよ?』



『知らね♪あ、腹減ってるのか?メシくらい食わせてやるよ♪したら精々❝軟禁❞だろ?〇ーバーイーツじゃナンだよな?なんか出前の一覧あったよな?龍牙~?』


煌牙はこめかみに血管浮かせながらピキピキ笑って、目ぇチカチカさせてるし?

龍牙はいつの間に?ヘルメットに…防弾チョッキ姿だし
(なんでんなモンあるんだよ、だからさ)

太牙は頭痛でもしたような顔で眉間にシワ寄せてさ・・・


三人揃ってドミノ倒しみたいに床に崩れてるし?


まったくなぁ


『せっかく来たんだしなぁ?♪いいじゃんな?』


『❝せっかく❞・・・あんたにだけは会いに来ない事は確かだわ』
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