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POISON 〜プワゾン…毒
第6章 一緒
「親父、またアリサを…大丈夫かい?」

私は泣きじゃくりながら謝っていた。

「アリサのせいじゃない。薬を焚いたんだ。興奮作用のある…心臓が悪いのに馬鹿な親父だよ。そういえば僕の祖父はアリサのママ…チハルと抱き合ってる時に死んだんだ。親父は羨ましがってたよ。俺も愛する女の上で死にたいって。ははは。親父はアリサを愛していたのかな。でも女の上で死ねたなら本望だっただろうな。」

「私が…私があの部屋にいかなければ…」

「いや、親父は心臓が悪くていつ止まるか分からない状態だったから…自分で分かっていた筈だ。なのに、興奮作用のある薬を焚いて…命よりアリサが欲しかったんだろう。アリサを傷つけて、辛い目に遭わせて…死ぬまでアリサを傷つけて…自分だけ満足して…しょうがない親父だ。」

「でも…でも…」

「責めるな。それから腹上死の事はレイには言うな。いいか。」

私は泣きながら頷いた。



レイは仕事を切り上げ、日本に来た。
そして大々的に葬儀が行われた。

神崎の奥さん…神崎洋子が私を睨みつけていた。

私の姉…

多分私が妹だとは知らない。
しかし、神崎に拘束されていた女で孫の嫁になる女だと知っていた。
全て私が悪いと思っているようだ。

私を無視し続けていた。
私もそれで良かった。

何も話すことなんて無いから。
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