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POISON 〜プワゾン…毒
第1章 ママとの生活
目を覚ますと、一瞬何処に自分がいるのか分からなかった。
「アリサ…アリサ…」
ママが私の顔を覗き込み嬉しそうに涙を浮かべていた。
あの香水の匂いがママから漂ってきた。
「ごめんね。ママ…アリサにちゃんとしてあげられなくて…」
私はママの手を取り首を振った。冷たい手だった。
私の大好きなママに戻ってくれた?
「アリサが目覚めてくれて良かった。早く元気になってね。」
「うん。ママ、ママ。ごめんね。こんな事になってごめんね。」
ママは握った手を離すと
「ずっとここにいたいけど、警察に事情を話しに行かないとなの。」
「すぐ戻って来れるでしょ?」
私はママの手をもう一度握り締めるとママは寂しそうに笑ったのだった。
「アリサ、大好きよ。行ってくるね。」
ママは私の手をソッと離し、振り返らずに病室から出て行った。
私の手はママの香水の匂いがついた。
「アリサ…アリサ…」
ママが私の顔を覗き込み嬉しそうに涙を浮かべていた。
あの香水の匂いがママから漂ってきた。
「ごめんね。ママ…アリサにちゃんとしてあげられなくて…」
私はママの手を取り首を振った。冷たい手だった。
私の大好きなママに戻ってくれた?
「アリサが目覚めてくれて良かった。早く元気になってね。」
「うん。ママ、ママ。ごめんね。こんな事になってごめんね。」
ママは握った手を離すと
「ずっとここにいたいけど、警察に事情を話しに行かないとなの。」
「すぐ戻って来れるでしょ?」
私はママの手をもう一度握り締めるとママは寂しそうに笑ったのだった。
「アリサ、大好きよ。行ってくるね。」
ママは私の手をソッと離し、振り返らずに病室から出て行った。
私の手はママの香水の匂いがついた。