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POISON 〜プワゾン…毒
第4章 サクラになる

リハーサルにはYK'zのデザイナーの神崎洋子が一人一人チェックしていた。年齢は70近いと言っていたが、まだまだ元気でパワフルだった。
私を見ると、ジッと見つめ洋服を渡された。そして靴、アクセサリーまで渡され、メイクアーティストとヘアアーティストと何か話していた。
そして、リハーサル。
ランウェイを私は初めて歩く。
足元は見えにくいし、高いヒールの靴を履き、私は堂々と歩くことが出来なかった。落ち込んでいる間もなく、次の出番の準備。
神崎さんが近付いてきて、
「大丈夫。前を見て、堂々として。そしてこんな素敵な服を着ている素敵な自分を見て貰って来いよ。」
私は、髪を直してもらいながらランウェイを歩き始めた。
堂々と、素敵に。
私は緊張感したが、なんとかランウェイを歩く事ができた。
「良かったよ。本番も頼むよ。」
神崎さんは私にそう声を掛け、彼の持ち回りの仕事を再びはじめた。
ニューヨークに来てからは、りんごしか食べていない。
ショーが終われば食べられる…
私は食事を摂らなくても平気だった。ただ、神崎さんと一緒にいられたらいいと思っていた。
私を見ると、ジッと見つめ洋服を渡された。そして靴、アクセサリーまで渡され、メイクアーティストとヘアアーティストと何か話していた。
そして、リハーサル。
ランウェイを私は初めて歩く。
足元は見えにくいし、高いヒールの靴を履き、私は堂々と歩くことが出来なかった。落ち込んでいる間もなく、次の出番の準備。
神崎さんが近付いてきて、
「大丈夫。前を見て、堂々として。そしてこんな素敵な服を着ている素敵な自分を見て貰って来いよ。」
私は、髪を直してもらいながらランウェイを歩き始めた。
堂々と、素敵に。
私は緊張感したが、なんとかランウェイを歩く事ができた。
「良かったよ。本番も頼むよ。」
神崎さんは私にそう声を掛け、彼の持ち回りの仕事を再びはじめた。
ニューヨークに来てからは、りんごしか食べていない。
ショーが終われば食べられる…
私は食事を摂らなくても平気だった。ただ、神崎さんと一緒にいられたらいいと思っていた。

