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POISON 〜プワゾン…毒
第4章 サクラになる
犯されて痛むお腹を我慢しながら部屋の片付けを始め、その間に神崎さんから何度か連絡が入っていたが、私はスルーしていた。
カーテンもダメ…
食器も壊れてる…
質素な部屋だったから、散らかされても片付けは簡単だった。
「あーあ…服…こんなになって…」
お洒落なフランス人では無いけれど私も服は10着程しかなかった。
黒の七分袖ワンピース、黒のカーディガン…
白いシャツ三枚、ジーパン二本、ボーダーシャツ二枚、トレンチコート…
でも見事にズタズタにされていた。
でも…
引き出しからママの形見の香水の瓶が投げ捨てられていたのが悲しかった。
どうせ死ぬんだからいつかは捨てないとならないし、捨てるのが少し時期が早くなったと思えばいい…
死ぬんだから先の事は考えないで、楽に生きよう…
そう誓った。
カーテンもダメ…
食器も壊れてる…
質素な部屋だったから、散らかされても片付けは簡単だった。
「あーあ…服…こんなになって…」
お洒落なフランス人では無いけれど私も服は10着程しかなかった。
黒の七分袖ワンピース、黒のカーディガン…
白いシャツ三枚、ジーパン二本、ボーダーシャツ二枚、トレンチコート…
でも見事にズタズタにされていた。
でも…
引き出しからママの形見の香水の瓶が投げ捨てられていたのが悲しかった。
どうせ死ぬんだからいつかは捨てないとならないし、捨てるのが少し時期が早くなったと思えばいい…
死ぬんだから先の事は考えないで、楽に生きよう…
そう誓った。