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第4章 サクラになる

「カイトが好きならちゃんと捕まえておきなさいよ。自分の恋愛がうまくいかないのを私のせいにしないで。」

「何よ、ビッチ女！マリナちゃんの事を告げ口したのもあんたでしょ？友達の振りして！あんたなんか、死んでしまえばいいのに！」

キララは私を突き飛ばし、部屋から出て行った。

な…何で？マリナ？告げ口？
何の事よ…？

なんで急にあんな事言われなくちゃならないの？

死んでしまえば…か…

死んで欲しいほど私が憎いんだ。キララは。
死…

死んだらもう苦しくないものね。
私は最低だし…

何の為に生きようとしてたのかな…
別に私が死んでも悲しむ人なんていないものね…

死んだら…

死んでしまえば私も苦しまないし、人を苦しませなくて済むしね…

死んじゃおうかな…

でも今は人に迷惑が掛かる。
学校を卒業したら…
自由になったら死のう。


死を覚悟すると、何も怖くなくなっていた。

どうでもいい…
このまま流されて…

そうしてからママのところに行こう

ママ…待っていてね