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住み込みメイドのエッチなお仕事。
第11章 温泉旅行
湯船に身体を浸したまま、ゆっくりと舌を絡め合わせるようなキスをする。時折深く唇を重ねながら、昭彦の大きな手が涼子の頰を、肩をゆっくりと撫でる。

「はふ…」

このキス好き…

緩く穏やかに愛撫されるようなキスに涼子はうっとりと目を閉じる。

「のぼせそうだな」

昭彦はそう言って涼子の手を引いて立ち上がらせると、脱衣所へと足を向けた。



お湯で濡れた身体を拭うこともせず、脱衣所の床に大きなバスタオルを敷く。横たわらせた涼子の上に昭彦は覆いかぶさるように腕をつき、再び唇を重ねた。

「…っふ…んん」

呼吸をも奪うように深く、涼子の咥内へと差し入れられた舌。上顎を舐め、竦む舌を絡めとり、吸い上げる。角度を変えては再び重ねられる唇が、とても熱い、と涼子は思った。

ゆっくりと昭彦の唇が肌を辿っていく。耳を甘噛みし首筋を舐めあげる。

なんか…邪魔…

後頭部にお団子に纏めている髪の所為で頭が横を向いてしまう。髪を解こうと伸ばした涼子の手を昭彦が止めた。

「そのままにして」
「でも…」
「お前のうなじ、エロい」

昭彦はそういうと涼子の首筋に顔を埋めた。横を向いた涼子のうなじに舌を伸ばし舐め上げる。

「んっ」
「お前…いい匂いする」
「ぁ、く、くすぐったいです」

くん、と匂いを嗅ぐように鼻を寄せる昭彦の髪が肌に触れる擽ったさに涼子は身をよじった。


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