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住み込みメイドのエッチなお仕事。
第11章 温泉旅行
昭彦の大きな手が涼子の身体の線を辿るように撫で、唇は首筋から胸元へと降りていく。時折吐息を漏らしながら涼子は目を閉じて感覚を追いかける。

なんか……久しぶり…

誰かに抱かれるのは2週間ぶりだが、それ以上に長く高揚を感じていなかった。お客様以外に抱かれるのも久しぶりで、前回昭彦に抱かれたのだってひと月以上前だ。

最近ずっと…演技しかしてない

そう思っていた時、不意に乳首を口に含まれ軽く噛まれた。

「!!」

びくん!と身体を跳ねさせた涼子だったが、ひゅっとなった喉に目を見開いて口を手で覆った。

う、そっ…

ぷっくりと立ち上がった胸の頂きを舌で嬲られ、吸われ、甘く噛まれる。その度にビクビクと身体は反応を示し、ゾクゾクとした快感を感じるのに、喉が詰まって声が出ない。

どうしてっ?

思い当たるのは、必死で行った演技。お客様にご奉仕するために、感じている振りで甘えた声を上げた自分。

声、出せな…

強く弱く胸を揉みしだきながら昭彦の唇は肌を辿る。声を上げれないまま感覚だけが蓄積されていく。じんと秘部が疼くほどに感じるのに、声を上げたら演技になってしまいそうで怖くて。

ぁああ!!!

膝裏を持ち上げられ開かされた脚の間、とっぷりと濡れた秘部に指を差し入れられて、涼子はビクンと大きく身体をのけぞらせた。
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