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住み込みメイドのエッチなお仕事。
第12章 温泉旅行②
部屋に戻り涼子を布団に降ろす。
水を取りに布団を離れ、ペットボトルを片手に戻ると、涼子は腕で自分を抱き締めるようにして身体を小さく丸めていた。

「おい、大丈夫か?」
「は…ぃ」

弱々しく震える声。顔を隠すように布団に埋める涼子に昭彦は小さく溜息をつく。

「兄貴に酒飲まされたんだよ、お前。水飲めるか?」
「お、おさけ…?」
「ほら、少し起きれるか?」

そう言って膝をつき涼子の身体を起こそうと昭彦の手が背中に触れた途端、涼子はビクッと身体を震わせた。

「んっ…」
「……涼子?」
「ぁ、っ…か、身体がっ…へんっ…」
「身体?」

訳がわからず顔を向けさせようと涼子の肩を押す。そして、涼子の顔を見て昭彦は事情を飲み込み盛大に舌打ちをした。

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