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住み込みメイドのエッチなお仕事。
第1章 一次面接
達した余韻でぼんやりとしていた涼子に、櫻井は「お疲れさまでした」と言った。
「え?」
「一次面接はこれで終了になります」
「は、はぁ……」
てっきり最後までするものだと思っていた涼子は、ぽかんと口を開けた。
「二次面接は明日の午前中になります。お部屋をご用意しておりますので、そちらでお休みください」
「あ、はい…」
泊まり込みだったの!?
思わず口に仕掛けた言葉を飲み込む。
服を着るように言われ、慌てて着替えた。櫻井に部屋に案内されるまま、後ろをついて歩く。
案内された部屋は、高級ホテルの一室かと思うほどに豪奢な作りだった。
「ご夕食は18時、明日のご朝食は8時にお部屋にお持ちします。二次面接は10時から。時間になりましたらお迎えにあがります。部屋にあるものは全てご自由にお使いください」
では失礼致します
そう言って、櫻井は深くお辞儀をすると部屋を出て行った。
部屋には、トイレもバスルームも併設されていた。それから簡易的なキッチンと冷蔵庫が設置されている。タンスのようなものを開けると、なんと服と下着まで入っていた。ご丁寧に、そこかしこに"全て無料となっております。ご自由にお使いください。"と書いてある。
はぁ、と涼子は大きくため息をついた。
なんだったんだ、あの面接……
二次もあるのか……てか何次まであるんだろう?
契約書をちゃんと読んでおけばよかったな…
後悔先に立たず、とはよく言ったものだと思う。サインしちゃったし、最後だと言われた時も大丈夫だと言っちゃったし…しかも、契約書の控えはアパートに置いてきていて確認もできない。
自業自得だとも言えるのだけれども。
なんとなく流れで泊まることになってしまったのも、後悔のひとつだった。帰っていたら、それで終わったかもしれないのに。
時計を見ると午後15時。夕食と言われた時間までまだ間がある。気持ちを切り替える上でも、とりあえずシャワーを浴びようと、涼子はバスルームへ向かった。
「え?」
「一次面接はこれで終了になります」
「は、はぁ……」
てっきり最後までするものだと思っていた涼子は、ぽかんと口を開けた。
「二次面接は明日の午前中になります。お部屋をご用意しておりますので、そちらでお休みください」
「あ、はい…」
泊まり込みだったの!?
思わず口に仕掛けた言葉を飲み込む。
服を着るように言われ、慌てて着替えた。櫻井に部屋に案内されるまま、後ろをついて歩く。
案内された部屋は、高級ホテルの一室かと思うほどに豪奢な作りだった。
「ご夕食は18時、明日のご朝食は8時にお部屋にお持ちします。二次面接は10時から。時間になりましたらお迎えにあがります。部屋にあるものは全てご自由にお使いください」
では失礼致します
そう言って、櫻井は深くお辞儀をすると部屋を出て行った。
部屋には、トイレもバスルームも併設されていた。それから簡易的なキッチンと冷蔵庫が設置されている。タンスのようなものを開けると、なんと服と下着まで入っていた。ご丁寧に、そこかしこに"全て無料となっております。ご自由にお使いください。"と書いてある。
はぁ、と涼子は大きくため息をついた。
なんだったんだ、あの面接……
二次もあるのか……てか何次まであるんだろう?
契約書をちゃんと読んでおけばよかったな…
後悔先に立たず、とはよく言ったものだと思う。サインしちゃったし、最後だと言われた時も大丈夫だと言っちゃったし…しかも、契約書の控えはアパートに置いてきていて確認もできない。
自業自得だとも言えるのだけれども。
なんとなく流れで泊まることになってしまったのも、後悔のひとつだった。帰っていたら、それで終わったかもしれないのに。
時計を見ると午後15時。夕食と言われた時間までまだ間がある。気持ちを切り替える上でも、とりあえずシャワーを浴びようと、涼子はバスルームへ向かった。