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住み込みメイドのエッチなお仕事。
第3章 最終面接
「本日はこれより最終面接になります」
「はい」
「改めましてご説明いたします」
櫻井は涼子の前に書類を差し出した。涼子のサインと捺印がされた、契約書類だった。
「お気づきと思いますが、この募集は、このお屋敷のご主人様方に性的なご奉仕を差し上げる、お仕事となります。本日面接をされる旦那様の他、ご子息が御三方いらっしゃいます」
「さ、三人……」
え。全員にお仕えするの?
「他に、ご主人様方がお望みの場合、お客様へご奉仕をする場合もございます」
「お客様!?」
「はい。そのようなご奉仕をお望みになるお客様もいらっしゃいますので」
動揺する涼子に、櫻井は改めて訪ねた。
「この条件でも、お勤めになられますか?」
バクバクと脈打つ鼓動を鎮めようとするかのように、涼子は胸を手で押さえた。
「辞めますと、言ったら、辞めれるのですか?」
「可能です」
静かな、穏やかな低いバリトン。
あぁ、と涼子は目を閉じた。
こんな時に気づくなんて………
「辞めたら、私は貴方に会うことはできますか?」
「……できません」
「お受けしたら?」
「私は涼子さん付きの執事となります」
涼子に、否やな選択肢はなかった。
「はい」
「改めましてご説明いたします」
櫻井は涼子の前に書類を差し出した。涼子のサインと捺印がされた、契約書類だった。
「お気づきと思いますが、この募集は、このお屋敷のご主人様方に性的なご奉仕を差し上げる、お仕事となります。本日面接をされる旦那様の他、ご子息が御三方いらっしゃいます」
「さ、三人……」
え。全員にお仕えするの?
「他に、ご主人様方がお望みの場合、お客様へご奉仕をする場合もございます」
「お客様!?」
「はい。そのようなご奉仕をお望みになるお客様もいらっしゃいますので」
動揺する涼子に、櫻井は改めて訪ねた。
「この条件でも、お勤めになられますか?」
バクバクと脈打つ鼓動を鎮めようとするかのように、涼子は胸を手で押さえた。
「辞めますと、言ったら、辞めれるのですか?」
「可能です」
静かな、穏やかな低いバリトン。
あぁ、と涼子は目を閉じた。
こんな時に気づくなんて………
「辞めたら、私は貴方に会うことはできますか?」
「……できません」
「お受けしたら?」
「私は涼子さん付きの執事となります」
涼子に、否やな選択肢はなかった。