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住み込みメイドのエッチなお仕事。
第4章 優しい人達とお仕事の心得
キャリアウーマンといった雰囲気のキリッとした美人の律子。ふわふわの髪、大きな目が可愛らしい敦美。アメリカと日本のハーフで目鼻立ちのハッキリした美人のサラ。

「涼子さんです。皆さまよろしくお願いします」
「涼子です。よろしくお願いします」
「こちらこそよろしくね」
「怖がらなくても大丈夫よ」
「よろしくね」

3人とも優しそうな人だ、と涼子はホッと息を吐いた。

「櫻井さん、涼子さんと一緒に朝食を取っても良いかしら?」
「はい。では10時にこちらにお迎えに参ります。お食事はバイキングになっておりますので、あちらからお取りください」
「あ、はい」

そう言うと、櫻井はお辞儀をして食堂を出ていった。

「取ってきなさいな」
「和洋中なんでもあるわよ」
「あ、はい」

促され、涼子は食事を取りに向かった。


「涼子、って呼んでも?」
「はい、是非」
「私達も呼び捨てでいいわよ」

朝食は、本当に和洋中なんでもあった。お粥が好きな私は、中華にした。中華粥と天津を少し。

「涼子はいくつ?」
「18です」
「あら若い。旦那様が喜ばれるわね」

律子は23、敦美は21、サラは20なのだという。

「とりあえず、変態趣味の方はいらっしゃらないから安心していいわ」
「キヨタカ様はサラ担当だしね」
「キヨタカ様?」
「あ、まだ説明受けてないのかぁ」

クスクス笑って敦美が涼子に耳打ちする。

「キヨタカ様はMでいらっしゃるからサラは女王様なの」
「ぶっ!!」
「やだ、涼子大丈夫?」
「だ、大丈夫、です」
「あはははは」

思いっきり吹きかけた涼子は、タオルを口にあてゲホゲホと咽せた。

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