この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
住み込みメイドのエッチなお仕事。
第6章 三男 昭彦様
チリン!と高い鈴の音が屋敷に響いた。

「ご主人様がお帰りになりました」

櫻井に続いて部屋を出る。玄関ロビーには既に多くの使用人が並んでいた。その中にメイド服を着た3人もいる。涼子に気づくと小さく手を振ってくれた。

「今日からなのね」
「頑張りましょうね」
「はい!」
「自然体でね」

励ます声に涼子はふわりと微笑んだ。

「おかえりなさいませ」

声とともに使用人達が一斉に頭を下げる。涼子も慌ててそれに習い頭を下げた。

顔を上げると、私服姿の青年が歩いてきた。背が高く鋭い目線の、まだ若い男性だった。

「三男 昭彦様です」

小さく櫻井が説明をした。

昭彦は涼子に気づくと、まっすぐに歩いてきた。メイド達が頭を下げるのに従って涼子も頭を下げる。

「噂の新入り?」
「はい、本日よりお仕えいたします、涼子さんです」
「よろしくお願いいたします」

ふぅん、と涼子の顎に手をかける。クイ、と顎を持ち上げられ、涼子はぴくりと身体を揺らす。

背、高い…し、イケメン…

高校の時の友達が見たら悶絶しそうだな…と涼子がぼんやりと思っていると、昭彦は再びふぅん、と言った。

「櫻井。30分後にコーヒーと一緒にこいつを俺の部屋に連れてきて」
「かしこまりました」

そう言って、昭彦は屋敷の奥へと入っていく。

部屋に、って……

突然の指名にカタカタと震えだした涼子の肩を、律子がポンポンと叩く。

「大丈夫よ。何も怖いことはないわ」
「強引だけど優しい方よ。安心して?」

そう言って敦美は涼子に笑いかけた。
/146ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ