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住み込みメイドのエッチなお仕事。
第6章 三男 昭彦様
チリン!と高い鈴の音が屋敷に響いた。
「ご主人様がお帰りになりました」
櫻井に続いて部屋を出る。玄関ロビーには既に多くの使用人が並んでいた。その中にメイド服を着た3人もいる。涼子に気づくと小さく手を振ってくれた。
「今日からなのね」
「頑張りましょうね」
「はい!」
「自然体でね」
励ます声に涼子はふわりと微笑んだ。
「おかえりなさいませ」
声とともに使用人達が一斉に頭を下げる。涼子も慌ててそれに習い頭を下げた。
顔を上げると、私服姿の青年が歩いてきた。背が高く鋭い目線の、まだ若い男性だった。
「三男 昭彦様です」
小さく櫻井が説明をした。
昭彦は涼子に気づくと、まっすぐに歩いてきた。メイド達が頭を下げるのに従って涼子も頭を下げる。
「噂の新入り?」
「はい、本日よりお仕えいたします、涼子さんです」
「よろしくお願いいたします」
ふぅん、と涼子の顎に手をかける。クイ、と顎を持ち上げられ、涼子はぴくりと身体を揺らす。
背、高い…し、イケメン…
高校の時の友達が見たら悶絶しそうだな…と涼子がぼんやりと思っていると、昭彦は再びふぅん、と言った。
「櫻井。30分後にコーヒーと一緒にこいつを俺の部屋に連れてきて」
「かしこまりました」
そう言って、昭彦は屋敷の奥へと入っていく。
部屋に、って……
突然の指名にカタカタと震えだした涼子の肩を、律子がポンポンと叩く。
「大丈夫よ。何も怖いことはないわ」
「強引だけど優しい方よ。安心して?」
そう言って敦美は涼子に笑いかけた。
「ご主人様がお帰りになりました」
櫻井に続いて部屋を出る。玄関ロビーには既に多くの使用人が並んでいた。その中にメイド服を着た3人もいる。涼子に気づくと小さく手を振ってくれた。
「今日からなのね」
「頑張りましょうね」
「はい!」
「自然体でね」
励ます声に涼子はふわりと微笑んだ。
「おかえりなさいませ」
声とともに使用人達が一斉に頭を下げる。涼子も慌ててそれに習い頭を下げた。
顔を上げると、私服姿の青年が歩いてきた。背が高く鋭い目線の、まだ若い男性だった。
「三男 昭彦様です」
小さく櫻井が説明をした。
昭彦は涼子に気づくと、まっすぐに歩いてきた。メイド達が頭を下げるのに従って涼子も頭を下げる。
「噂の新入り?」
「はい、本日よりお仕えいたします、涼子さんです」
「よろしくお願いいたします」
ふぅん、と涼子の顎に手をかける。クイ、と顎を持ち上げられ、涼子はぴくりと身体を揺らす。
背、高い…し、イケメン…
高校の時の友達が見たら悶絶しそうだな…と涼子がぼんやりと思っていると、昭彦は再びふぅん、と言った。
「櫻井。30分後にコーヒーと一緒にこいつを俺の部屋に連れてきて」
「かしこまりました」
そう言って、昭彦は屋敷の奥へと入っていく。
部屋に、って……
突然の指名にカタカタと震えだした涼子の肩を、律子がポンポンと叩く。
「大丈夫よ。何も怖いことはないわ」
「強引だけど優しい方よ。安心して?」
そう言って敦美は涼子に笑いかけた。