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住み込みメイドのエッチなお仕事。
第7章 長男 貴俊様
朝食のあと、涼子は私服で屋敷の裏庭を歩いていた。
日差しも柔らかいし、小鳥の声もする。とても広い庭だった。
「こういうお屋敷のお金持ちもいるのよね」
ご主人様のお仕事は知らないけれど、なんだか知らない方が幸せな気がして、涼子は尋ねることもしていなかった。
「はぁ…」
涼子は幾度目かの溜息をついた。
今はのんびりしているが、夜のことを考えると頭が痛かった。
朝食の時、律子と敦美は姿を見せなかった。サラは「お昼には起きてくるわ」と言って笑った。
櫻井からは、今日は20時からの勤務と言われている。そのため日中はフリーなのだが、体力温存のため外出を控えるように言われた。
「どんだけよ…」
昨晩ロビーでお出迎えした時の貴俊は、物腰も雰囲気も柔らかい男性に見えた。抱き寄せられた時も紳士的だったから、涼子は抵抗すら忘れていたくらいだ。
「まぁ、なんとかなるでしょ!」
最初からガッカリされないように頑張ろう。
お仕事がお仕事だけに、抱いて貰えなくなったらおしまいだし。
その場合クビになるのかな?
あらぬ方向に思考が向かう涼子だった。
日差しも柔らかいし、小鳥の声もする。とても広い庭だった。
「こういうお屋敷のお金持ちもいるのよね」
ご主人様のお仕事は知らないけれど、なんだか知らない方が幸せな気がして、涼子は尋ねることもしていなかった。
「はぁ…」
涼子は幾度目かの溜息をついた。
今はのんびりしているが、夜のことを考えると頭が痛かった。
朝食の時、律子と敦美は姿を見せなかった。サラは「お昼には起きてくるわ」と言って笑った。
櫻井からは、今日は20時からの勤務と言われている。そのため日中はフリーなのだが、体力温存のため外出を控えるように言われた。
「どんだけよ…」
昨晩ロビーでお出迎えした時の貴俊は、物腰も雰囲気も柔らかい男性に見えた。抱き寄せられた時も紳士的だったから、涼子は抵抗すら忘れていたくらいだ。
「まぁ、なんとかなるでしょ!」
最初からガッカリされないように頑張ろう。
お仕事がお仕事だけに、抱いて貰えなくなったらおしまいだし。
その場合クビになるのかな?
あらぬ方向に思考が向かう涼子だった。