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住み込みメイドのエッチなお仕事。
第9章 レッスン
目の前で変わっていく昭彦の表情に、涼子は内心ムンクの叫びだった。

突然動きを止めたかと思ったら、涼子の口から手を引き抜くと、ゆっくりと舌を指に這わす仕草。

エロいエロい!!!

驚く涼子に昭彦は視線を向ける。その目は完全に肉食獣のそれで、薄い唇がゆったりと弧を描いていく。

ヤバイヤバイヤバイ!!!

おろおろする間も無く顔を寄せられる。

「舌出せよ」

ただでさえメイドの立場で、ただでさえ顔のイイ昭彦に色めいた声で言われては、涼子に否やの選択肢など存在してはいない。

「んぅ!」

吸い付かれた舌は、けれどすぐに解放された。唇が触れる距離で、今度は昭彦が舌を出す。

お、同じようにしろと!?

おずおずと唇で食むと、それはぬるりと涼子の口の中へと進入した。

「ココ」
「…ぇ?」
「だから、ココ」

再び唇が重なる。
柔らかい舌が涼子の上顎、歯の裏あたりを柔らかく撫でる。

「このくらい、の強さで、舌で触れる」

ま、まさか……

「ほら、俺の同じとこに同じようにしてみろよ」

まさか…っ

「ほら、早く」

焦れたように唇を触れさせる昭彦に、涼子はクラクラと目眩を覚えた。どうやら発音練習は続いているらしかった。



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