この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
住み込みメイドのエッチなお仕事。
第11章 温泉旅行
「で、なんでお前は固まってるわけ?」

高速道路に入り少しした頃、昭彦は黙ったままの涼子に問いかけた。

「…あ、いえ…」
「なんだよ、言わなきゃわかんねぇよ」

昭彦の僅かに苛ついた声に、涼子は俯く。昭彦は舌打ちしたくなる気持ちを抑え沈黙で涼子の答えを待った。

「…車…久しぶりに乗ったので…ちょっと怖いです」
「久しぶりに?」
「はい」

涼子の手は膝の上でスカートを握りしめている。

「私…家族を車の事故で無くしてるので、それ以来、バスすら避けてて」
「そっか」
「はい」

それなら怖いよな

昭彦は、僅かにアクセルを戻すとスピードを落とし、左手を涼子に伸ばすとくしゃりと涼子の頭を撫でた。

「安全運転でいくから」
「…はい」

僅かに明るさの増した声にほっと息をついて、頭を撫でていた手を伸ばし、膝の上でスカートを握りしめる涼子の手を握る。

「手」
「え、あ…」

スカートを離した涼子の手に指を絡め、冷たく冷えた手を温めるようにきゅっと握りしめた。
/146ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ