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住み込みメイドのエッチなお仕事。
第11章 温泉旅行
「で、なんでお前は固まってるわけ?」
高速道路に入り少しした頃、昭彦は黙ったままの涼子に問いかけた。
「…あ、いえ…」
「なんだよ、言わなきゃわかんねぇよ」
昭彦の僅かに苛ついた声に、涼子は俯く。昭彦は舌打ちしたくなる気持ちを抑え沈黙で涼子の答えを待った。
「…車…久しぶりに乗ったので…ちょっと怖いです」
「久しぶりに?」
「はい」
涼子の手は膝の上でスカートを握りしめている。
「私…家族を車の事故で無くしてるので、それ以来、バスすら避けてて」
「そっか」
「はい」
それなら怖いよな
昭彦は、僅かにアクセルを戻すとスピードを落とし、左手を涼子に伸ばすとくしゃりと涼子の頭を撫でた。
「安全運転でいくから」
「…はい」
僅かに明るさの増した声にほっと息をついて、頭を撫でていた手を伸ばし、膝の上でスカートを握りしめる涼子の手を握る。
「手」
「え、あ…」
スカートを離した涼子の手に指を絡め、冷たく冷えた手を温めるようにきゅっと握りしめた。
高速道路に入り少しした頃、昭彦は黙ったままの涼子に問いかけた。
「…あ、いえ…」
「なんだよ、言わなきゃわかんねぇよ」
昭彦の僅かに苛ついた声に、涼子は俯く。昭彦は舌打ちしたくなる気持ちを抑え沈黙で涼子の答えを待った。
「…車…久しぶりに乗ったので…ちょっと怖いです」
「久しぶりに?」
「はい」
涼子の手は膝の上でスカートを握りしめている。
「私…家族を車の事故で無くしてるので、それ以来、バスすら避けてて」
「そっか」
「はい」
それなら怖いよな
昭彦は、僅かにアクセルを戻すとスピードを落とし、左手を涼子に伸ばすとくしゃりと涼子の頭を撫でた。
「安全運転でいくから」
「…はい」
僅かに明るさの増した声にほっと息をついて、頭を撫でていた手を伸ばし、膝の上でスカートを握りしめる涼子の手を握る。
「手」
「え、あ…」
スカートを離した涼子の手に指を絡め、冷たく冷えた手を温めるようにきゅっと握りしめた。