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第4章 ■仕事のケンガク

「……さっき言ってればよかったのに」
「むぅっ……ふ……」
「そしたら、顔見られなくて済んだのにね」

そういうことか。彼は目隠しを外したかった訳だ。

「っは……」
「……とろけそうな目ぇしてる」
「りょ……くん……」
「何、結衣子さん」
「……おね、が……」
「だから、何？」
「挿れ……て……」
「何を」
「稜、くん……の……」
「どこに」
「……わたし……のに」
「結衣子さん、何度も言わせないで下さい」
「い、やぁ……」
「ちゃんと、って言いました」
「……りょ……くん、の*****を……」
「うん」
「わた、しの……****に……」
「……それから？」
「……れ、て」
「下さい」
「っくだ……さ……」
「ほんと、縛られて感じて俺の欲しがるなんて淫乱な女王様がいる」
「っ……ふ……」
「……涙が出るほど屈辱的ですか？」
「……っ」
「俺はそれでも言わせたいけど」
「ど……してっ……」
「言いたがってそうだから」
「そん、なこ……」
「だってよくお客さんには言わせるでしょう。されたいこと、してるんじゃないかって」
「違っ……」
「まあ、俺が勝手にそう思ってるだけです」
「あっ……」
「……これ、欲しかったんですよね」
「あ、あぁっ……！」
「そんなに喜ばれると動きたくなくなるな」
「やっ！動い……て……」
「やぁっと素直になった」
「あぁっ！はっ、あ……あぁっ……んっ……！」
「……あんまり、締めないで欲しいんですけど……早く終わりたくない」
「知ら、な……っあっ……！はぁっ」
「ああ、でも、そうか」
「え……あっ……ああぁ……」
「ルカが来るんでしたね」
「っ稜、く……っう、……も、や……」
「……そんな顔しないで下さい。大丈夫ですよ」
「は、ぁっ……でもっ……」
「ここで、終われるのなら別に、……っいいですけど」
「やっ……いやぁっ……！」
「ほら。じゃあ、上になって」
「んっ……ん……」
「好きに動いて下さい、女王様」
「ひぁっ……、あぁ……」
「どうしました？いつもはもっと、動けるのに」
「ふっ……あっ、ああっ」
「刺激が足りない？」
「やっ！」
「……スパンキング1回でどれだけ締めるの」
「あぁっ！ひっ、あっ！」
「いやらしいなぁ、結衣子さん」