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女王のレッスン
第5章 ■努力のタマモノ
冷たく吐き捨てられたその言葉にすら腰を大きく揺さぶって、耐え切れなかった快感に彼女は荒い息を吐く。
スイッチが切られたバイブは引き抜かれ、再び彼女の眼前、というか口の前。
「あぁ、はぁ、は……ごめ、なさ……」
「やることわかってるな」
言われてナミさんは寸前まで自分の中に入っていたそれを口に含んだ。
「咥えとけ」
そう言うと、ぽっかり開いた彼女の穴に指を挿れゆっくりと出し入れをする。私たちに見せ付けるように。
バイブを咥えている彼女がくぐもった声をあげながらその快感にまた耐えようとしていた。
が、すぐに音を上げたらしい。口からバイブを取り落とす。
「言われたことが全然出来てないじゃないか」
「も、ゆる、して……」
「ならもう一回吹け。あいつらに見せてな」
「やあっ!も、いやぁっ、あぁっ、あああっ!」
散々吹いたのに、彼女のそこからはまた透明な水が吹き出し、彼は満足そうに口角を上げた。
息も整わない彼女の腰を抱え込んで、今度は自身を出してゴムを手早く付けあてがう。バイブよりもずっと、凶暴な。
「欲しいか?」
「欲しい、です……*****、挿れて、くだ、さぃ……」
「旦那見てるぞ」
「だめ、我慢でき、なっ……あぁぁっ!」
間髪入れずに挿入する。彼女の声が更に大きくなって、思わずぐっと歯噛みした。
隣に座るカイさんは、一体どんな気持ちで彼女を見てるんだろう、とちらりと見ると、彼は彼らをうっとりと見ていた。
奥さんを寝取られるのが好き、というやつかな。想像を巡らせていると、私の視線に気付いたのかこちらを見られ、慌てて目をそらす。