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女王のレッスン
第5章 ■努力のタマモノ
「……今度はぁ、コウくん立って」
媚びるような声で自身の夫を呼んで立たせると、私の身体から離れて彼の方へ擦り寄り中途半端に屹立した彼自身の左半分を舐め始めた。
「アヤさん誘ってるよ、ルカちゃんのこと」
満くんに促され、理解する。夫へのサービスを一緒にして、と。私も擦り寄って右半分に舌を這わせる。大きなそれがすぐに反応を示す。
AVでしか見たことのないような世界。「あぁ、」とコウさんから声が漏れて、アヤさんは満足そうに目を閉じた。
更に満くんがアヤさんを後ろから抱き、胸と下半身に手を回す。
「あぁっ、やだ、満くん」
「駄目だよアヤさん、ちゃんと続けて。旦那さんへのフェラ」
「んっ、んむぅっ……」
彼女からくちゅ、と淫猥な音がして、私まで顔が歪んだ。
満くんが私に目配せした瞬間、「あぁんっ!」と大きな声で彼女が喘ぎ、マットに手をつく。
「もう辞めちゃうの?」
「だって、そこ、は」
「ここ好き?じゃあほら、感じてるとこ見て貰わなきゃ」
「はっ、あぁ」
満くんのそれに感じてた、と思ったのに、アヤさんは私に視線を寄越し、また嗤った。
プレイの余裕を見せ付けられたみたい。或いは、『彼をよろしく』とか。
満くんが彼女を膝立ちにさせ、背後から弱いと知ったそこを責め立てる。
コウさんが「ルカちゃんも」と正面から触れ、声が漏れた。まさに狂宴と呼ぶに相応しいひと時となった。