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女王のレッスン
第2章 ■縄師のテホドキ

そう呼ぶのは、せめてもの気遣いのつもり、だろうか。
小物が並ぶテーブルにグラスがコト、と置かれ、もう一度キスを受ける。

「イメージは……そうだな、初体験。ルカちゃんは怖いけど受け入れたいと思ってる。相手は経験者。ルカちゃんを優しくリードする」

頭が眩んでいるせいなのか、それともこの彼の語る呪文のせいなのか、本当にその通りな気がしてくる。
耳を甘噛みされて目を閉じた。男性の割に細めな指が首筋から肩を撫で、腕を這う。

「あ……」
「嫌じゃない?」
「は……」
「もっと触りたいんだけど、いい?」

頷くと、鎖骨をひと撫でしてTシャツの上から胸をなぞる。

「っ……!」
「やっぱ嫌?」
「ちが……」
「安心して、優しくするから」

知らない手のはずなのに普通に反応して驚いた。
Tシャツの裾から侵入してくる。お腹から胸へ。捲り上げられてブラジャーが露わになる。

「可愛いの、してる。俺の為?」
「あっ、う……」
「嬉しいな」

耳元でクスクスと笑った。
褒められたのが嬉しくて息が漏れる。本当に彼の為だったのかもしれない。

「でも中の方が気になる。取ってもいい?」

また頷いた。それを受けて、手が背中に回ってホックを外す。
締め付けから解放されて胸が揺れた。

「……触るよ」

下から入ってきた手が膨らみに沿って柔く撫でる。
マッサージでもするように。だけどそれも束の間、指先が先端を掠めた。

「あっ」
「ん?何……?」
「はぁ……」

もう一度。やがてそれは転がされて、すぐに上半身から力が抜けた。
胸触られただけなのに。

「気持ちよくなってきた?」
「あぁ、やぁ……」
「可愛い、ルカちゃん」

声が漏れ出る口を手の甲で塞ぐ。完全に満さんに寄りかかって愛撫を受け入れた。
なんてこと、なのか。

「感じやすいんだね。舐めたくなっちゃった」
「ん……っ」
「寝っ転がろうか」
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