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女王のレッスン
第3章 ■奉仕のセンセイ
「そのまま着といて。可愛いから」
座ったままジーンズを足から抜きながら、満くんはいつもの笑顔で微笑む。
そういうもの?嬉しそうだ。
なら、彼をもっと喜ばせようとしたら、何が出来るだろう。
ブラジャーのホックを外して胸を解放した。
四つん這いになって満くんに近付く。もう十分大きくなっているけど、
「……!」
おずおずと口に含んだ。
中で時々脈打ってじわりと熱くなる。
「……は……これは嬉しい予想外かな……」
私の耳に手を添えて彼は艶のある息を吐いた。
今までなんとなく流れでしていたそういう行為を、『喜ばせたい』という想いでしたのはあまり覚えがない。
その上彼は、それを喜んでくれる。私の想いに応えるように。
唇をすぼめ舌を這わす。上下に動かし手も添えた。
相手の望むまま自分を変える満くんは、言わば奉仕の塊だ。
相手を見て考えてるからこそ出来ること。
「あんま……されたら、そのまま挿れたくなっちゃうよ……」
困り顔で言われて口から離した。
惰性じゃないって、これで正しいのかな。
「ちょっと待ってて」
「……うん」
挿れたくなると言うのなら、そういうことなのかな。
欲望をぶつけるのも、ぶつけられるのも悪くない。
あてがわれて、侵入してくる。
「あ……」
もっと色んな欲望を知りたくなる――。