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∮恋蜜度∮官能短編集
第6章 自由蝶シリーズ[女の自慰特集]
*
姿の見えない男の声があたしの聴覚を刺激する──
こんなにドキドキしたのは何時以来だろう?視覚を塞がれた分だけ敏感に反応するあたしの鼓膜は男の息遣いをしっかりと捉え、脳髄を痺れさせていた。
低くても耳障りがいい──
心地好い低音の囁きが甘く凌辱的な言葉を吐く。
あたしは咥内に溜まった唾液を飲み込んだ。男に命令され、先ほど一人でしていたように太ももの後ろから手を回すと腫れた赤い肉の花びらを片手で開き、持っていたペン先を宛がう。
「…っ……」
目隠しのせいで距離感が掴めずにペン先がクリトリスの尖端を僅かにかすめた。
その微妙な刺激が堪らなく気持ちよくてすごくもどかしい。あたしは花びらをくつろげた手でクリトリスをつまみ、ペン先を充てやすい様に導く。
「ああっ…」
「はっ…手慣れたもんだな?目隠しされていても上手に擦るじゃないか?その分じゃオフィスだけじゃ飽きたらず家でも毎日って感じだな」
「そんなっ、毎日なんてっ…」
図星で当てられて恥ずかしい。男はあたしの全てを見抜いたように刺激的な言葉の愛撫を次々に投げ掛ける。
「毎日しなきゃ、そんなにクリトリスが育つ筈ないだろ?──…イヤらしくてズル剥けたそんな大きなクリトリスにはな」
「──…っ!」
傍に近づく気配を感じた。男はあたしの耳朶に唇を付けて囁く。
姿の見えない男の声があたしの聴覚を刺激する──
こんなにドキドキしたのは何時以来だろう?視覚を塞がれた分だけ敏感に反応するあたしの鼓膜は男の息遣いをしっかりと捉え、脳髄を痺れさせていた。
低くても耳障りがいい──
心地好い低音の囁きが甘く凌辱的な言葉を吐く。
あたしは咥内に溜まった唾液を飲み込んだ。男に命令され、先ほど一人でしていたように太ももの後ろから手を回すと腫れた赤い肉の花びらを片手で開き、持っていたペン先を宛がう。
「…っ……」
目隠しのせいで距離感が掴めずにペン先がクリトリスの尖端を僅かにかすめた。
その微妙な刺激が堪らなく気持ちよくてすごくもどかしい。あたしは花びらをくつろげた手でクリトリスをつまみ、ペン先を充てやすい様に導く。
「ああっ…」
「はっ…手慣れたもんだな?目隠しされていても上手に擦るじゃないか?その分じゃオフィスだけじゃ飽きたらず家でも毎日って感じだな」
「そんなっ、毎日なんてっ…」
図星で当てられて恥ずかしい。男はあたしの全てを見抜いたように刺激的な言葉の愛撫を次々に投げ掛ける。
「毎日しなきゃ、そんなにクリトリスが育つ筈ないだろ?──…イヤらしくてズル剥けたそんな大きなクリトリスにはな」
「──…っ!」
傍に近づく気配を感じた。男はあたしの耳朶に唇を付けて囁く。