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∮恋蜜度∮官能短編集
第7章 教師 凌辱編


あたしは自分に腹を立てながらあの日、忘れてしまったノートを美術室に再び取りに行った。



‥えーっと確かこの辺に‥誰か拾ったかな?


そう思いながらあたしは放課後の美術室で落し物入れを物色する


‥うー‥ペンシルと消しゴムばっか‥


行方不明のノートを探し教室の中を徘徊していると背後でドアの閉まる音‥そしてカチャッ‥と施錠のかかったような音が‥


『探し物はあったか?‥


‥ククッ‥どんなに探してもそこにはないはず‥


俺が預かってるからな‥』


―――!‥


ノートを手にし見せびらかしながら城戸先生が振り向いたあたしの方へとゆっくり足を進める‥


そんな先生にあたしは恐怖を感じ一瞬で足がすくんでいた


‥城戸、先生?‥
声が‥違う‥

話し方も!‥


人気のない静まり返った教室で城戸先生の足音だけが、あたしの心臓の音と重なり合う


『あ、あの‥有り難うございます。――』


あたしはそう言いながら先生が差し出したノートに手を伸ばした‥


そして、先生からノートを受け取り立ち去ろうとするあたしの行く手を先生は阻む―――


『―――‥!!‥』

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