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ヒ ミ ツ に し よ う ね ?
第1章 瀬ノ尾まりあ
「……んっく……せまっ……」
「……せんせいっ!せん、せいっ!」
あまりのキツさに
勇気は
キスを中止。
半分埋まった
自身を
改めて確認した。
「……痛いか……?」
「……ううん」
ほんとは
かなり痛い……。
でも
嬉しさのが
勝ち。
だから
平気。
まりあは
ぐっと痛みを堪えた。
「そういえば……ゴムしてなかった……。た、確か、財布の中に……」
「い、いらないっ……」
「いや、俺、いちおう、教師だし……」
「だめっ……」
「ナマは、まだまりあには早いよ」
「分かって……ます。でも、やり直したく……ないっ」
ひりひりする。
このまま抜いたら
もうきっと
今日は
エッチできない。
「ごめん……っ!」
流れる血液を見て
ゆうきは慌てて謝った。
「ごめん……痛いよな………思ってたより、すんなり挿ったから……その……俺……夢中になりすぎて……」
わかってたはずなのに。
きっと辛い思いをさせるって。
なのに俺は……。
早く繋がりたいからって……。
強引にし過ぎてしまったんだ……。
「ごめん……まりあ……俺……気付かなくて……」
「……せんせい……謝るの、なし」
「でも……」
「そのかわり、キスして?いっぱいキスして」
勇気はそれ以上
自身を押し込まないように
注意を払って
まりあのお願いに応えた。