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ヒ ミ ツ に し よ う ね ?
第1章 瀬ノ尾まりあ


「……せん、せいっ、気持ち、いい?」

「気持ちいいよ……当たり前だ……」

「ほん、とに……?」

「ほんとだよ……こんな時に、嘘なんかつけない……」

「そ、か……。よかっ……あっ……ああん!んんっ!」



勇気はキスを続けた。


時折


まりあの締め付けが


強くなるときだけ


首をもたげて喘いだ。


そして


やっぱり昨日


抜かないで良かったと思った。


こんなに痛みを堪えて


一生懸命躰を開いてくれて


一刻も早く


終わらせてあげたい


そう思った。


まあ……


抜いたところで


大差ないかもしれないけど。


だってな……



「……んんっ!まりあ……締めすぎ……っ」

「えっ?わか、んな……」

「ああっ……やべぇ……まりあ……の、中……」

「……せん、せっ……?」

「俺、も……壊れる……ムリ……あぁっ……すげぇっ!」

「せんせ、ああんっ!激し……よ、ゆうき、せん、せい……っ!」

「だって、すげっ……アタる……持ってかれる……っ!あぁ!」


タンタンタンタン…………。


勇気の動きに合わせ


デスクの脚が


そうやってリズムを発していた。


徐々に


早くなる。



それにつれ


勇気の息遣いも


早くなる。


「ハァハァハァハァ……」


その吐息に合わせ


まりあも喘いだ。



先生と……


一つになってる……。



「あっあぁんっあん……」

「まりあ……もう、いくっ、俺……いくよっ!」

「せんせっ、ゆう、きっ、しぇんしぇ……はっ、ぁう!ぅぁん!」

「もう少し、我慢して?……できる?」


コクンと頷き


今までよりもっと


激しい打ち込みに


耐えようと


まりあは


きゅっと


目を瞑った。

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