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ヒ ミ ツ に し よ う ね ?
第1章 瀬ノ尾まりあ
勇気は
その仕草を見て
また
かわいくて仕方なくなった。
性欲を解き放ってなお
彼女にそれを想う。
本気で惚れていることを
改めて感じた。
この気持ちは
遊びなんかじゃない。
ましてや
今日だけのものじゃ
決してない。
「まりあ……」
「ん、なぁに?ティッシュ……ティッシュ欲しい…………」
「その前にキスしよう」
「だ、だめですよ……くっついたの、垂れちゃうよ?」
「構うもんか……」
「せ、先生っ……だめっ」
「かわいいまりあ……俺のまりあ……」
「んっ……んっん……」
「……まりあ……まりあ……」
「んもう!だめって言ってるのに!」
「強引にされるの好きなんじゃないの?」
「違うよ!もう、空気読めなすぎっ!」
ガーン……。
勇気は
へなへなと
椅子に崩れ落ちた。
さっきまで
きて?
っておねだりしてきたのに。
まりあ……。
「やっぱり優しいほうが好きなの?」
勇気は
まりあの笑った顔がみたいのに
彼女は拗ねたまま
ハンカチを取り出して
お顔をふきふき。
「んー……今は、優しいほうがいいかな」
「今は?時と場合によって違うの?」
「先生、女の子の気持ち、わからなすぎ!」
「……すみません」
「私の気持ちにも、全然気づいてなかったし!」
「……勉強しておきます」
「くすくす。しょげてる勇気さん、かわいっ」
その仕草を見て
また
かわいくて仕方なくなった。
性欲を解き放ってなお
彼女にそれを想う。
本気で惚れていることを
改めて感じた。
この気持ちは
遊びなんかじゃない。
ましてや
今日だけのものじゃ
決してない。
「まりあ……」
「ん、なぁに?ティッシュ……ティッシュ欲しい…………」
「その前にキスしよう」
「だ、だめですよ……くっついたの、垂れちゃうよ?」
「構うもんか……」
「せ、先生っ……だめっ」
「かわいいまりあ……俺のまりあ……」
「んっ……んっん……」
「……まりあ……まりあ……」
「んもう!だめって言ってるのに!」
「強引にされるの好きなんじゃないの?」
「違うよ!もう、空気読めなすぎっ!」
ガーン……。
勇気は
へなへなと
椅子に崩れ落ちた。
さっきまで
きて?
っておねだりしてきたのに。
まりあ……。
「やっぱり優しいほうが好きなの?」
勇気は
まりあの笑った顔がみたいのに
彼女は拗ねたまま
ハンカチを取り出して
お顔をふきふき。
「んー……今は、優しいほうがいいかな」
「今は?時と場合によって違うの?」
「先生、女の子の気持ち、わからなすぎ!」
「……すみません」
「私の気持ちにも、全然気づいてなかったし!」
「……勉強しておきます」
「くすくす。しょげてる勇気さん、かわいっ」