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ヒ ミ ツ に し よ う ね ?
第1章 瀬ノ尾まりあ
翌日。
クリスマスの日。
二人はまた
いつも通り教室内で
出会っていた。
デート
したかったけれど。
誰かに見られたら
大変。
仕方なく
それぞれプレゼントだけ買った。
まりあは
宣言通り
ボクサーパンツ。
勇気は
どんな可愛いのを
くれるんだろう。
わくわく
期待に胸はずませたけれど
封を開けたら
(まりあの)
股間の部分に綴られた縦文字の
面白いやつがきた。
「昨日、がんばって刺繍したの」
さすが。
手作りかよ。
「家庭科も5なだけありますね……」
勇気は
まりあの発想の
斜め上に
してやられた気分になった。
「ありがとな。俺もあるんだ。プレゼント」
気を取り直して。
今度は勇気から。
「わーい!」
素直に喜ぶ中学3年生女子。
やっぱりまだまだ子供だな。
勇気は思った。
「その前に。なんで保健体育の実技がないのか、わかったのか?」
まりあは。
「はい」
くすくす。
答えた。
「好きな人としかエッチしたくないからです」
「正解」
ちゅ
「ご褒美にこれをあげよう」
「なぁに?」
ガザガサ
リボンと包みを解く。
ドラマで見たことある
パカッと開くビロードの箱。
「指輪?」
「今後、保健体育の実技指導を、お前にしかしないって約束だよ」
「先生、それって……」
「好きだよまりあ……」
「勇気さん……?」
クリスマスの日。
二人はまた
いつも通り教室内で
出会っていた。
デート
したかったけれど。
誰かに見られたら
大変。
仕方なく
それぞれプレゼントだけ買った。
まりあは
宣言通り
ボクサーパンツ。
勇気は
どんな可愛いのを
くれるんだろう。
わくわく
期待に胸はずませたけれど
封を開けたら
(まりあの)
股間の部分に綴られた縦文字の
面白いやつがきた。
「昨日、がんばって刺繍したの」
さすが。
手作りかよ。
「家庭科も5なだけありますね……」
勇気は
まりあの発想の
斜め上に
してやられた気分になった。
「ありがとな。俺もあるんだ。プレゼント」
気を取り直して。
今度は勇気から。
「わーい!」
素直に喜ぶ中学3年生女子。
やっぱりまだまだ子供だな。
勇気は思った。
「その前に。なんで保健体育の実技がないのか、わかったのか?」
まりあは。
「はい」
くすくす。
答えた。
「好きな人としかエッチしたくないからです」
「正解」
ちゅ
「ご褒美にこれをあげよう」
「なぁに?」
ガザガサ
リボンと包みを解く。
ドラマで見たことある
パカッと開くビロードの箱。
「指輪?」
「今後、保健体育の実技指導を、お前にしかしないって約束だよ」
「先生、それって……」
「好きだよまりあ……」
「勇気さん……?」