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ヒ ミ ツ に し よ う ね ?
第2章 綾瀬ゆら

「ふーん……シャルトリューっていうのかぁ」
「…………」
「猫さん……目を覚ましたらほんとに猫にもどっちゃうんだもんなぁ……」
ゆらは
検索をかけていたスマホを
一度テーブルに置いた。
目を覚ました猫は
にっこり微笑えんでいた。
「どうしたら人間に戻れるんですか……?」
ブルーコートと呼ばれる
銀灰色の猫の画像。
ゆらは膝の上
ちょこん
お腹をつけて
まったりしている猫とそれを
見比べた。
微笑み猫と呼ばれている
フランス原産の猫。
綺麗な金色の瞳が
特徴的。
でもゆらが起きて
目の前にいた猫は
片目だけ銀色だった。
「猫さん……ちゅうしたら元の姿に戻ってくれる?」
そうしてゆらは
ちゅ
猫に
キス。
でも……
「やっぱりダメかぁ」
首を傾げる猫を抱きしめて
ゆらは困ったなぁと呟いた。
その時だった。
ぴくん
猫が耳をそばだてて
カフェの扉に向かい
歩き出した。
「猫さん?どこへ?」
ゆらは
いつの間にか
掛けれていた毛布にくるまりながら
後を追い掛けた。
がちゃり
扉が開く。
「…………ッ」
猫は
入ってきた人物の
足に絡みついた。
ゆらは
驚いていた。
だって猫さん……
「猫じゃなかったんだ!」
驚愕するゆらに
一人と一匹は
きょとん
首を傾げ
ゆらに微笑んだ。
「…………」
「猫さん……目を覚ましたらほんとに猫にもどっちゃうんだもんなぁ……」
ゆらは
検索をかけていたスマホを
一度テーブルに置いた。
目を覚ました猫は
にっこり微笑えんでいた。
「どうしたら人間に戻れるんですか……?」
ブルーコートと呼ばれる
銀灰色の猫の画像。
ゆらは膝の上
ちょこん
お腹をつけて
まったりしている猫とそれを
見比べた。
微笑み猫と呼ばれている
フランス原産の猫。
綺麗な金色の瞳が
特徴的。
でもゆらが起きて
目の前にいた猫は
片目だけ銀色だった。
「猫さん……ちゅうしたら元の姿に戻ってくれる?」
そうしてゆらは
ちゅ
猫に
キス。
でも……
「やっぱりダメかぁ」
首を傾げる猫を抱きしめて
ゆらは困ったなぁと呟いた。
その時だった。
ぴくん
猫が耳をそばだてて
カフェの扉に向かい
歩き出した。
「猫さん?どこへ?」
ゆらは
いつの間にか
掛けれていた毛布にくるまりながら
後を追い掛けた。
がちゃり
扉が開く。
「…………ッ」
猫は
入ってきた人物の
足に絡みついた。
ゆらは
驚いていた。
だって猫さん……
「猫じゃなかったんだ!」
驚愕するゆらに
一人と一匹は
きょとん
首を傾げ
ゆらに微笑んだ。

