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FUJITAYA
第6章 あなたを想って

 要さんも今、忙しいところらしい。毛糸を売るだけでなく、ニットや帽子の出品もしているため、この時期はいつも大忙しだということを先生に聞いた。


 あれから要さんと連絡を取ったのは1回だけ。あの日に迷惑をかけてしまったことを謝ろうと思い、だいぶ日は経っていたけど連絡した。要さんは今は手が離せなくて、私のところに行く時間が少ししかなく、時間に余裕を持てたら話したいことがあるから聞いてほしいと言っていた。

 忙しいなら私が会いに行っても迷惑だろうかと聞きたかったが、ゆっくりできる時にはゆっくり休んでほしいと思い、また連絡するということだけ伝えた。


 正直、じれったい思いもある。
 いつかは幸せな家庭を持ちたいし、子どももほしい。でも、ここで誰彼構わずで急いでしまえば、失敗するというアドバイスももらっているため、じれったいなと思うことが多くなった。

 要さんの温もりに触れたいと思いながら、また仕事の準備をし、眠りについた。要さんとはいつになれば、会えるのだろうか…避けていた自分が憎らしく思えてきた。




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