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堕天使 1st gig.
第10章 実験
何度も言うが俺ははっきり言って頭が悪い。実験は終わっている。なのにリナは記憶も何もない状況で俺の前に現れた。

『なら、リナは…?』

リナは一体なんなんだ?

そう言いかけた俺に宗司の父親は

『君と居る少女が何者かまでは私にはわからない。だが、間違いなくあの実験は終わっているし、被検体だった6体は間違いなく死亡している。』

と答えていた。父親は俺に

『私は2度と誰にもこの話しはしない。この写真も処分するつもりだ。だから…、君もそのつもりで居て欲しい。彼女を大事にしてあげなさい。』

と俺の親父のような顔で言っていた。俺はやり場のない怒りを抱えたまま

『リナはリナです。あれは俺の女で貴方に言われなくとも俺が守るべき存在ってだけです。』

とだけ答えて父親の書斎を出ていた。宗司はずっと黙ったまま、再び俺を車に乗せて俺の家に向かっていた。

俺の家の前で車を停めた宗司が

『自分もこの話しは忘れます。』

とだけ言って来た。俺は宗司に

『悪い…、今日は焼き鳥屋に行かねぇから、皆にはそう言っておいてくれや。』

と笑っていた。宗司はいつもの涼し気な顔で

『わかりました。』

と言って帰って行った。

俺が帰るとリナは部屋のど真ん中で気持ち良さげに寝ていやがる。

こんだけ部屋を冷やして昼寝かよ…

少し呆れてリナの前髪を上げたみた。薄らと目を開けたリナが

『アルト…?』

と呟くように聞いていた。

『俺じゃなかったら襲われんぞ。』

そう言ってリナにキスしてリナのシャツをたくしあげる。リナが口を尖らせて

『俺でも襲うじゃん…。』

とか言いやがる。

『昼間、邪魔されたからな。』

『仕事は?』

『終わった…。』

『なら、そろそろ焼き鳥屋さんに行かないと…。』

とリナはブラジャーを外した俺から逃げようとしていた。

『今日は行かない。』

そう言って俺はリナの乳首を弄ってやる。

『やん…、なんで?』

『後で出前取れ。正直、俺の限界だ。』

そう言って俺はリナのスカートに手を入れてパンティの上からリナの割れ目を撫でていた。
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