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堕天使 1st gig.
第12章 クリスマス
俺にゴッコと言われて傷つくリナは
『あぅ…。』
と怒りから泣きそうな顔へと一気に変わっていた。リナだってわかってはいる。だけど俺がリナを抱けるのはせいぜい休暇中だけだ。
更に、リナの身体がまだ無理な状況な以上、俺はそういう嫌味を言ってやるしかなかった。
まぁ、これでクリスマスとやらにこれ以上の期待はしないだろう…
そう俺が思った瞬間、俺の胸ぐらはリナに掴まれて
『ならやる!今すぐやってゴッコを終わらせる!』
とリナは違う気合いを入れ始める。ある意味、リナは頭でっかちな部分がある。それと思った事はとことん突き詰めようにとする頭でっかち…
俺はそんなリナに
『しねぇ…、明日も仕事だからそろそろ寝る…。』
と冷めたように言ってやる。リナが
『アルト~…。』
と粘るから、俺は
『とにかくクリスマスは諦めろ。クリスマス明けなら休暇だから、ゴッコを終わらせたいならそれまでオナニーでもしてろ。』
と言ってリナにひっぱたかれていた。
完全に怒ったリナが俺から離れていたから俺は飯を済ませて眠っていた。
翌朝からずっとリナは拗ねたままだった。俺はため息のままクリスマスのイブの前日から基地に泊まり込みになっていた。
このクリスマスの間は所轄、市兵、そして普段は暇なうちの小隊だけが対テロの代表として街の警邏巡回に駆り出される。
俺と宗司は2課の部屋で待機して、各自のバディとtwo mancellで出て行く隊員達からの定時連絡を待つだけの3日間だ。
シフトで今はγ分隊が出動する中、雄太が俺に
『賭けの結果は?』
と聞いて来る。
『聞かなくてもわかってんだろ?』
と俺は不機嫌に雄太に言い返していた。
年内一度も俺に勝てなかった雄太が最後の賭けによりによってリナを賭けにしやがった。
内容は、初めてのクリスマスにリナがゴネるかどうかだ。当然、五十嵐までが参加して全員がゴネる方へと賭けていた。
俺だってゴネる方に賭けるつもりがだったのだが、それでは賭けにならないと小雪がわざとらしく
『自分の女を信用していないとかそれは男として最低だよ。』
とか言った為、俺は無理矢理にリナが大人しく俺に従う方に賭けさせられていた。
『あぅ…。』
と怒りから泣きそうな顔へと一気に変わっていた。リナだってわかってはいる。だけど俺がリナを抱けるのはせいぜい休暇中だけだ。
更に、リナの身体がまだ無理な状況な以上、俺はそういう嫌味を言ってやるしかなかった。
まぁ、これでクリスマスとやらにこれ以上の期待はしないだろう…
そう俺が思った瞬間、俺の胸ぐらはリナに掴まれて
『ならやる!今すぐやってゴッコを終わらせる!』
とリナは違う気合いを入れ始める。ある意味、リナは頭でっかちな部分がある。それと思った事はとことん突き詰めようにとする頭でっかち…
俺はそんなリナに
『しねぇ…、明日も仕事だからそろそろ寝る…。』
と冷めたように言ってやる。リナが
『アルト~…。』
と粘るから、俺は
『とにかくクリスマスは諦めろ。クリスマス明けなら休暇だから、ゴッコを終わらせたいならそれまでオナニーでもしてろ。』
と言ってリナにひっぱたかれていた。
完全に怒ったリナが俺から離れていたから俺は飯を済ませて眠っていた。
翌朝からずっとリナは拗ねたままだった。俺はため息のままクリスマスのイブの前日から基地に泊まり込みになっていた。
このクリスマスの間は所轄、市兵、そして普段は暇なうちの小隊だけが対テロの代表として街の警邏巡回に駆り出される。
俺と宗司は2課の部屋で待機して、各自のバディとtwo mancellで出て行く隊員達からの定時連絡を待つだけの3日間だ。
シフトで今はγ分隊が出動する中、雄太が俺に
『賭けの結果は?』
と聞いて来る。
『聞かなくてもわかってんだろ?』
と俺は不機嫌に雄太に言い返していた。
年内一度も俺に勝てなかった雄太が最後の賭けによりによってリナを賭けにしやがった。
内容は、初めてのクリスマスにリナがゴネるかどうかだ。当然、五十嵐までが参加して全員がゴネる方へと賭けていた。
俺だってゴネる方に賭けるつもりがだったのだが、それでは賭けにならないと小雪がわざとらしく
『自分の女を信用していないとかそれは男として最低だよ。』
とか言った為、俺は無理矢理にリナが大人しく俺に従う方に賭けさせられていた。