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堕天使 1st gig.
第17章 女王様
小雪は俺の嫌味に気付かなかったが五十嵐は
『うるせぇよ。俺の事はいいんだよ。』
と赤い顔で俺に文句を言っていた。この状況で雄太が呑気に
『隊長、今期のサポート、すげぇ美人って聞いたっすよ。俺にちょっとは女回してよ。』
と言い出した。俺は雄太に
『だったら次の訓練日に、ハヤトと学校に来いよ。ついでに訓練兵の面倒見ろよ。』
と言ってやる。大地が俺に
『自分も行っていいですか?』
と言った瞬間、俺は大地に
『お前はダメだ。俺がいいと言うまでお前は絶対に学校には近寄るな。』
と言っていた。今の大地じゃ訓練兵と同じレベルだからだ。今の大地の存在ではその程度でも特殊部隊が務まるんだと訓練兵に勘違いをさせかねない。
明らかな格の違いを大地が見せつける事が出来ないうちは学校をうろつかれても俺には邪魔なだけだ。
俺が言う意味がわからない小雪とリナは
『連れてってあげればいいじゃん?』
と責めたように俺に言う。意味がわかっている雄太やハヤトは
『今の大地じゃ隊長には邪魔になるだけなんだよ。』
と小雪とリナに説明するが、その言葉に傷ついた大地は
『帰ります。』
と焼き鳥屋から出て行った。宗司はずっと黙ったままで、俺の代わりに今度は雄太が小雪とリナに
『雄太って最低。』
『鬼だよ、鬼!』
と責められる事になっていた。俺はリナに
『別に雄太が悪い訳じゃねぇから、ほどほどにしてやれよ。』
と一応言ってやる。リナにはわからない部分だから俺に膨れっ面で
『だって、可哀想だよ…。』
とリナは大地への同情を見せていた。
同情しても大地のためにはならない。
それをリナに言ってやっても仕方がない俺は
『そろそろ帰るぞ。』
とリナを連れて焼き鳥屋を出ていた。家に帰ってからも何故かリナが不機嫌になり
『なんで大地君には冷たいの?』
と聞いて来る。俺はふざけて
『基本俺はリナ以外には冷たいからな。』
とリナの頬にキスしてやる。リナは俺がふざけていると理解して
『もう…、寝る!』
と先にベッドに入ってしまった。
『うるせぇよ。俺の事はいいんだよ。』
と赤い顔で俺に文句を言っていた。この状況で雄太が呑気に
『隊長、今期のサポート、すげぇ美人って聞いたっすよ。俺にちょっとは女回してよ。』
と言い出した。俺は雄太に
『だったら次の訓練日に、ハヤトと学校に来いよ。ついでに訓練兵の面倒見ろよ。』
と言ってやる。大地が俺に
『自分も行っていいですか?』
と言った瞬間、俺は大地に
『お前はダメだ。俺がいいと言うまでお前は絶対に学校には近寄るな。』
と言っていた。今の大地じゃ訓練兵と同じレベルだからだ。今の大地の存在ではその程度でも特殊部隊が務まるんだと訓練兵に勘違いをさせかねない。
明らかな格の違いを大地が見せつける事が出来ないうちは学校をうろつかれても俺には邪魔なだけだ。
俺が言う意味がわからない小雪とリナは
『連れてってあげればいいじゃん?』
と責めたように俺に言う。意味がわかっている雄太やハヤトは
『今の大地じゃ隊長には邪魔になるだけなんだよ。』
と小雪とリナに説明するが、その言葉に傷ついた大地は
『帰ります。』
と焼き鳥屋から出て行った。宗司はずっと黙ったままで、俺の代わりに今度は雄太が小雪とリナに
『雄太って最低。』
『鬼だよ、鬼!』
と責められる事になっていた。俺はリナに
『別に雄太が悪い訳じゃねぇから、ほどほどにしてやれよ。』
と一応言ってやる。リナにはわからない部分だから俺に膨れっ面で
『だって、可哀想だよ…。』
とリナは大地への同情を見せていた。
同情しても大地のためにはならない。
それをリナに言ってやっても仕方がない俺は
『そろそろ帰るぞ。』
とリナを連れて焼き鳥屋を出ていた。家に帰ってからも何故かリナが不機嫌になり
『なんで大地君には冷たいの?』
と聞いて来る。俺はふざけて
『基本俺はリナ以外には冷たいからな。』
とリナの頬にキスしてやる。リナは俺がふざけていると理解して
『もう…、寝る!』
と先にベッドに入ってしまった。