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堕天使 1st gig.
第18章 結婚
キスすりゃ、当然、リナを抱きたくなって来る。リナの頬にキスしながらリナの服を脱がせ、リナの背中を撫でていく。

『アルト…。』

少し蒼い目を逸らし、頬をピンクに染めるリナがやたらと綺麗で俺は言いたい言葉を呑み込んで、リナの身体に舌を這わす。

『んっ…。』

と小さな乳首を立ててリナが俺の愛撫に反応する。四つん這いにしてリナの乳首を弄りながら、リナの尻から愛液が流れ出る壷にも舌を這わせてやると

『あぁんっ…。』

と甘えた声をリナが出していた。リナのクリを吸い、舌先で転がす俺に

『もう…、ああっ…。』

とシーツを握り締めたリナが尻を振っていた。俺がカーゴパンツを脱ぐとこっちを向いたリナが足を開いて

『来て…。』

と小さな声で言って来る。俺はリナの言いなりだ。リナの中にペニスを沈めてリナが満足するまで突き上げるように動いてやる。

戦闘は楽勝だ。リナを悦ばすのも楽勝だ。だけどダメ男、ダメ隊長の俺は結婚の一言がリナに言えないまま

『愛してる。』

とリナにそれを言ってやるだけで俺は精一杯だった。何度もイッたリナが動けなくなり、俺の腕の中に堕ちて来る。銀の羽根を広げた天使が俺のものになる瞬間が俺はたまらなく好きだった。

俺が果て、そのリナの見事な銀髪を撫でて、息を吸い

言うなら今だ…

と決心した俺の腕の中では、果てたリナがすうすうと寝息を立てていた。

やっぱり言えねぇ…

そうやって根性無しになる自分にため息をつき、俺はリナを抱えて眠っていた。

翌朝はやはり見事な五月晴れ、山内のところに行く時はいつもそうだった。山内の為にとリナが白い百合の花を買っていた。

大きな百合の花束を抱えたリナが

『もう…、あれから1年だよね。』

と俺に言って来る。俺がリナを自分の女として守ると決めたのが1年前、今は嫁としてと思っているのにそれが切り出せないままだ。

絶対に言ってやる!

気合いを入れ直した俺とご機嫌で歩いていたリナの目の前に、今一番会いたくない奴が山内の墓碑の前に立っていた。

『なんでお前が…。』

そう言った俺に優雅な笑みを浮かべた瑠衣が

『だから、何度も話しがあるって私は言ったわよ。』

と答えていた。
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