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堕天使 1st gig.
第19章 負傷
だから、何故そこでそうなる…

俺はリナに苛立ちながら

『だから、お前が結婚式とかやりたかったんじゃなかったのか?』

ともう一度聞き直すとリナは

『結婚式はどうでもいいかなぁ…、ただ証明だけはしたかったけど…。』

とか言って来る。

『証明?』

『うん、だってアルトの言い方って結婚しようとしまいと今までと全く何にも変わらないんだって言い方じゃん?実際、苗字すら変わらなかったんだし、それって結婚したって実感すら湧かないからなんとなく損した気分になるでしょ?』

女にとって結婚とは損得勘定するものなのか?

俺はそういうリナに凹んで来る。リナは凹んだ俺に

『でもね。昨日軍から新しいIDが届いたからもういいんだ。』

と言っていた。軍の新しいID、つまり、リナが俺の嫁だという証明だ。

『そんなもんでいいのか?』

と聞いた俺にリナは

『それが大事なんだよ。』

と笑っていた。そういうリナを俺はベッドに放り込む。リナは

『もう晩ご飯の時間だってば。』

と叫ぶが俺は

『嫁食うのが先。』

とリナの服を脱がしていく。俺はリナにこれしかしてやれない。器用に結婚を証明してやる事もその気にさせる為にムードを作るとか俺には絶対に不可能な事だ。

ただ単純に愛してるからリナを抱く。それしか出来ない男だとリナはわかっているからそんな俺に諦めている。

戦闘服を脱ぎ、リナを抱え、肩、首筋、耳とリナにキスしてリナの胸を背後から弄ってやる。

『んはっ…。』

と俺にもたれるようにリナが身体の力を抜き、俺に弄られた乳首を立てて切ない顔をしていた。

リナのパンティに手を入れると中はもう溶けたようにグシュグシュになっているから俺は濡らした指先でリナのクリを愛撫する。

『んぁっ…、あぁんっ…、アル…。』

とリナが俺の手を握り、足のつま先でシーツを掴んでいた。銀の羽根を広げた天使が

『イクッ…♡』

と俺の上に堕ちて来るから俺はペニスを後ろからリナの中へと沈めていく。

『ああぁあっ…、あんっ…、いいっ…。』

と悦ぶリナの顔を眺めながら俺はゆっくりとリナを愛してやっていた。
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