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堕天使 1st gig.
第21章 栄養摂取
これ以上、栄養がリナには取れない場合は入院すべきだと病院からも彩華さんからも言われている事だが、リナがそれを嫌がるからギリギリまで様子を見ている状況だった。

『明日から休暇だし、帰ったらリナと話し合うよ。』

そう言って俺は夕飯を済ませて本部を出ていた。帰るとリナはやはりベッドで寝たままだった。

今更、堕ろせとも言えない時期にまで来てしまっていた。

『リナ?』

そう聞いた俺にリナが

『おかえり。』

と言って来る。

『飯は?』

『食べてない、食べられない。』

『でも食わないとダメだろ?』

『だって、どうせ吐いちゃうもん。』

そう言ったリナが目に涙を浮かべていた。それでも俺は

『吐いても食うしかないだろ?』

と言ってしまっていた。リナは突然キレたように

『もう嫌だ!もう無理!出来ないものは出来ないんだよ。これ以上は無理だよ!』

と叫び出していた。俺はただリナを落ち着かせる為にリナを抱き上げていつものように頬にキスをしてやる。

『して欲しい事は出来る限りしてやるから、とにかく落ち着け。興奮したらまた吐くだろ。』

と言った俺にリナが

『抱いて…。』

と泣いていた。

『安定期までダメだとか言ってなかったか?』

と少し俺は驚いていた。リナの妊娠を知ってから俺はリナを抱いていない。リナが病院でダメだと言われたとか言っていたからだった。だけどリナは

『ダメなの?ねぇ、アルトが遠いよ。もうこれ以上遠いのは嫌なんだよ…。』

と支離滅裂な事を言い、ボロボロと泣き続けるだけだった。

これ以上はリナが限界なら…

と俺は流産覚悟で構わないと思っていた。ただリナをベッドに押さえ付けてリナにキスして服を脱がせ、リナの額、頬、耳、手から指先、腕から肩へとリナの全身にキスをして俺はリナを抱いていた。

ただ俺の指先が胸に触れただけでビクンッと身体を震わせるほど敏感になっていたリナを俺は満足するまで抱いてやるとしか思っていなかった。

俺の指先がリナの割れ目を広げ、クリを愛撫し、リナの乳首を舌先で転がして吸う。
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