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堕天使 1st gig.
第22章 後悔
リナがかなり俺に怒っていて

『他にやり方ってなかったの!?』

と言って来たが俺は

『五十嵐さんのケツは叩いた。後は知らん。』

と答えてやる。リナは

『アルトに頼んだのが間違いだったかも…。』

と軍人でもないくせに後悔をしてやがった。

翌日は1日怒ったままのリナが俺に触らせてくれなかったが、前よりも体調が随分マシになっていたから俺はリナを焼き鳥屋に連れて行っていた。

ハヤトや雄太がリナを心配しているからだ。焼き鳥屋には五十嵐も来て

『ちょっといいか?』

と俺をカウンター席に促して来た。リナを雄太達に任せて俺はカウンター席に行き、五十嵐に

『無事に小雪を抱いたか?』

と聞いてみた。五十嵐は

『お前さんと一緒にすんな!』

とキレていたが、小雪から言われた事を俺に話し始めていた。居酒屋の後、五十嵐はなんとか小雪に付き合ってくれとは言えたらしい。

だが、小雪は

『とりあえず1日デートしよう。』

と言い出した。だから、今日1日五十嵐は小雪に付き合って小雪の話しを1日聞いていたらしい。

デートは小雪が好きな店や小雪が休みによく行く場所で軍の規則だから、駅前や図書館などばかりをウロウロとした程度だ。

ただ小雪は母親をすぐに病気で亡くし、父親に育てられた事、その父親も病気になり、軍に志願した事、対テロの配属が決まって、やっと父親を楽にさせてやれると思った矢先に父親が亡くなった事を五十嵐に話し続けていた。

恋愛は好きになった男は結局身体だけの関係で終わった事を言った小雪は

『だから、次は後悔しない彼氏が欲しんだ。』

と笑っていたらしい。身体だけの男とは多分俺の事だと思ったが俺は黙って五十嵐の話しを聞いていた。

最後に小雪は焼き鳥屋の前で

『ここに来る皆が今の小雪の家族だから、そういう小雪の全てを受け入れられる人と小雪は付き合いたいって思ってる。』

と言って小雪の話しが終わったと五十嵐が言っていた。俺は小雪らしいやり方だと笑っていた。付き合ってからそんな女だと思わなかったと五十嵐に言わせない為に今の小雪の全てを見せたんだと俺は笑ってしまった。
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