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堕天使 1st gig.
第23章 龍大兄
なんとなく俺はリナに

『もし、俺が突然消えたらお前はどうする?』

と聞いてみた。リナは嫌な顔をして

『探すよ。』

と言っていた。結婚した時、俺はリナに

『もし、記憶が戻って俺よりいい男が彼氏だったりしたら、お前、後悔とかしないか?』

と聞いていた。リナは笑いながら

『探してもくれない彼氏とか後悔しないよ。アルトなら私が消えたら探してくれるんでしょ?』

と答え、俺は無理矢理にリナを探すと約束をさせられていた。その約束の為にリナは俺が消えた場合も探すと俺に言っていた。

あの女も約束の為に男を探しに行ったのか?

そんな事を考えながら俺はリナを抱き上げる。リナが

『あのね…、ちょっと触って。』

と俺の手を自分の腹に当てていた。グニグニとした微かな感触が俺の手に伝わり

『動くのか?』

と俺は初めてリナの中に命がある事を実感した。リナは

『うん…、だから、私は頑張ってご飯食べるからアルトは消えてる場合じゃないよ。』

と少し照れくさそうに笑っていた。リナの言う通りだと思った俺は

『簡単には消えねぇよ。』

と初めて自分からリナに約束をしていた。今まではずっとその約束が出来ずに俺は中途半端にリナに不安を与え続けていた。

だけど子供がいる今は、リナだって簡単には俺が居なくなった後を追うとか出来なくなる以上、俺はこれ以上の不安をリナに与えない為に生きて帰るとリナに約束していた。

リナをベッドに連れて行き、リナを脱がせた俺はリナの腹を見て笑っていた。

『仕方ないでしょ!?』

とリナが膨れっ面になって怒っていた。リナの下腹だけがポッコリと微妙に太ったように膨らみ出していたからだ。

『急に成長した感じなの…。』

とリナが情けない顔で俺に言っていた。俺はリナにキスして

『小さいままだと困るんだろ?』

と笑っていた。子供を潰す訳にはいかないから俺はリナの後ろからリナの身体を撫でていく。

『んぁ…。』

と身体を反らすリナの胸や股間を俺は愛撫してやる。銀の羽根が広がり俺の天使は俺の腕の中に居る事を俺は確認するようにリナを抱く。
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