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堕天使 1st gig.
第24章 出産
五十嵐は

『嫁さんが居ないとそんなに寂しいのか?』

と笑っていた。五十嵐と別れてから俺は大塚に連絡し、この前の居酒屋に来るように言っていた。軍の機密を漏らすのは問題ではあるが、どうせ漏れるのは時間の問題だ。

大塚なら元軍属だから、その辺りはちゃんと心得ているから俺はこの方法しか思いつかなかった。

夕方に今日は五十嵐を俺の車に乗せて基地を出ていた。小雪には

『一真にあんまり呑ませたら怒るからね。』

と俺は釘を刺され、五十嵐も結局は小雪の尻に敷かれているとか思っていた。

家に車を置き、五十嵐と居酒屋に向かうと既に大塚が待っていた。五十嵐が俺に

『まさか、お前さん、もう話したのか!?』

と言うから俺は

『まだだ。因みに話すのは五十嵐さんの役目だ。』

と開き直っていた。またしても居酒屋で個室を頼み、ビールと食い物の注文が終わってから五十嵐が諦めたように大塚に軍の機密を話していた。

大塚が

『なるほど…、しかし、その情報だけではなんとも言えませんな。』

と言うから五十嵐が

『警察は港は調べたんだよな?』

と確認していた。大塚は

『調べましたよ。港の倉庫や会社、目撃情報なども隈無く調べたんですが何も出ずでした。』

と困った顔をしていた。だから俺は

『船は調べたか?』

と聞いていた。大塚は

『船は我々の管轄外なもんで…。』

と答えていた。五十嵐が

『テロがもし絡んだ誘拐なら、間違いなく船になるからな。そっちは俺がなんとか当たってやる。』

と言っていた。その後は五十嵐が

『明日の休暇はお前さんは病院だろ?』

と俺に聞いて来た。大塚は

『産まれましたか?おめでとうございます。』

と言い、俺は

『小雪にも言ったが、明日の面会時間に行くぞ。』

と答えていた。面会時間は限られていて午前中なら1時間、午後は2時間しか時間がない状況だった。俺は午後から行くと小雪には教えていた。

五十嵐は何故かニヤニヤとしていて、とりあえずそこからは何故か子育ての話しになっていた。
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