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堕天使 1st gig.
第25章 始末書
リナはゲラゲラ笑いながら

『首だけ気をつければいいだけだよ。』

とか言っていたが俺は

『今は遠慮しておく…。』

と何故か自分の子供から逃げていた。

それから2週間、俺が思っていたよりもかなり普通だった。いや、普通と言っていいのかすらわからずに、昼休みに本部の食堂に雄太と居た涼宮に

『なぁ、子供ってあんなに寝るものなんか?』

と聞いていた。涼宮は少し呆れて

『寝る子は育つって言うくらいですよ。』

と言うのだが、俺は

『全く泣かん、全く動かんとか?』

ともう1度確認していた。俺の質問に五十嵐や宗司が固まり、涼宮は

『全く泣かないんですか?』

と聞いて来た。実際、俺は休暇以外は美優をまともに1日見る事はないのだが、俺の休暇の日、リナが

『30分だけ美優を見てて、その間に買い物済ませて来ちゃうから。』

と家を飛び出していた日があった。泣かれたらどうしていいかわからない俺はとりあえず言われた通りにひたすら美優だけを見ていた。

俺の半分くらいしかない布団に寝かされて何もないリビングのど真ん中に寝かされていた美優なのだが、これがありえないくらいに全く動かずに眠っている。

結局、30分以上眺め続けたのだが、美優は1度だけ小さなあくびをしただけで1度も起きる事なく終わっていた。

その日の夜も夜中に授乳とやらがあるらしいがリナが寝過ごし、朝になりリナだけが慌てていたが美優はただ眠り続け逆にリナが無理矢理に美優を起こしてミルクを飲ませるという有り様だった。

俺の話しを聞いた雄太が

『つまり、見た目はリナちゃんにそっくりで、中身は隊長に似たって事なんだ。』

と笑い転げていやがった。涼宮は微妙な顔で

『手のかからない子って事ですよ。うちなんか下の子の時は夜泣きが酷くて参りましたから。』

と笑っていた。

手がかからない…

確かにそれは言えているとか俺は思っていた。実際、リナの母乳があまり出ず、授乳が足りないとかでリナは躍起になって俺のパソコンでおっぱいが大量に出る為の食事やマッサージを調べていた。
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