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堕天使 1st gig.
第25章 始末書
とりあえずピリピリするリナに俺は呑気に

『マッサージって揉めばいいのか?』

とリナの胸を掴むと次の瞬間には俺はリナにひっぱたかれるという結果になっていた。

マタニティなんとかの嫁にふざけるのはやめよう…

そう考えてた俺を無視して結局リナが彩華さんに相談したが彩華さんから別に母乳にこだわらなくても最近の市販の粉ミルクは栄養化が高く問題ないとか言われた為に、リナは母乳を諦め哺乳瓶の授乳に切り替えたのだが、当の美優は全く変化を感じていないように哺乳瓶をすんなり受け入れ飲むだけ飲んだら寝てしまうという有り様だった。

そうやって2週間、俺は美優のあくびしか見ていないのが、普通なのか?と考えてしまう状況だった。

とりあえずそこから2、3日は我が子が普通かどうかを悩む俺に五十嵐が

『大塚さん呼び出してくれないか?』

と朝から深刻な顔で俺に言っていた。

『なんかあったのか?』

『とりあえず、この前の居酒屋で頼む。』

とだけ言った五十嵐はバタバタと俺の前から立ち去り、俺は大塚を呼び出し、居酒屋の予約だけを取っていた。

帰りは五十嵐を車に乗せ、リナには夕飯は要らないと連絡を入れると五十嵐が

『子供がまだ大変な時期に悪いな。』

と言って来たが俺は

『寝てるだけの手のかからん子だから全く問題はないぞ。』

と答えていた。居酒屋で大塚と合流するなり五十嵐が

『昨夜、海軍情報部の奴が死んだんだ。』

と話しを始めていた。五十嵐の知り合いの海軍がある港近くでコンテナに車を衝突させて車が炎上し、死亡したらしいが大塚が

『そんな話しは聞いてませんな。』

と言うと五十嵐は

『警察は事故で処理したからな。だが、そいつは俺が頼んで、港安と海保で船の出入りを調べていた奴なんだ。死亡する前日に俺に港安にネズミがいるかもしれないと言っていた。』

と話しをしていた。港安は要するに港専門の警察のようなもので、船の密航者や麻薬などが積み込まれていないかを監視する役目の部所になる。

そこにネズミ、つまりテロから金で買われた協力者が居れば、攫った子供を船に積み込むのは容易になるという事だった。
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