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堕天使 1st gig.
第27章 場所
とりあえず、この迷惑なおっさんの滞在日数は3日間、その間、ひたすらおっさんの移動先を先回りして見て回り、テロに警戒する警護を無事にやれば、いつも通りの2日の休暇だから俺は

『さっさと自分の国に帰りやがれ。』

と愚痴をこぼし、雨の中をただ走り回るというだけの任務を遂行中だった。宗司は

『今日の午後に空港まで無事に送り届ければ、任務完了ですから、今は我慢して下さい。』

とイライラが始まる俺をなんとか押さえようとしているようだった。

そうやって3日間、雨の中をおっさんに張り付いていた俺は正直限界だった。

帰りたい…

いつもなら仕事中にそんな事は思わないのだが、雨のせいもあるのか、今回の俺はただそればかりを考えてしまっていた。

帰りたい…、俺が居るべき場所に…

少し俺の頭がぼんやりとしていた。雨にやられたか?とか考えながら俺はとにかく任務を終わらせる事だけを考え続けていた。

ようやく、要人を空港で飛行機に乗せ、俺達は任務完了で本部に戻っていた。本部で雨に濡れたから俺は熱い目のシャワーを浴び、着替えてから宗司と報告書などの書類仕事を済ませていた。

雨が降る中を俺が家に帰れる頃には日付けが変わる時間帯だった。帰って、寝室を見ると美優もリナももう眠っている状況だった。

俺は戦闘服を脱ぎ、リナを抱きしめていた。

温かい…

ぼんやりとする頭でそんな事を思うと、俺の手の中で目を擦り起きたリナが

『帰ったの?』

と聞いて来た。耳に響く雨の音が嫌で俺は黙ったままリナのパジャマのズボンをパンティごと脱がせいた。

『アルト!?』

といきなり情事に入る俺に迷惑だとばかりにリナが叫ぶが俺はリナの口を塞ぎキスをしてなんの前戯もなくリナの中に挿れて動いていた。

苦痛の顔するリナが

『んんっ…。』

と俺のキスで声にならない声を出し、俺はただゆっくりとだけ動き続け、リナが感じ始めて濡れ始めるのを理解すると

『愛してる。』

だけを繰り返して俺はリナを抱き続けていた。

『んあっ…、ああっ…、やっ…。』

そう言って少し抵抗するリナだったが俺はただリナの中を突き上げるように動き続け、リナは俺にしがみつくだけで必死だった。
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