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堕天使 1st gig.
第28章 謝罪
小雪は微妙な笑顔を浮かべながら
『小雪が後2人居ればいいんだけどね。』
と言って来た。俺は
『だったら俺と宗司が小雪になってやるよ。』
と言っていた。涼宮が
『隊長、無茶です。』
と叫んだが、後20時間でどうせ爆破する爆弾なんだからと俺は宗司に
『やれるか?』
と聞いていた。宗司はいつもの涼し気な表情で
『僕が貴方のバディです。』
と答えていた。俺は有無を言わさずに全隊員に
『全員安全圏まで避難しろ。』
と命じていた。対爆用の安全服を大地が運んで来たが俺は
『身動きが出来なくなるだけだから要らん。』
と2つ目の爆弾の場所に向かっていた。宗司は俺と反対側へと向かい、3つの爆弾の前にそれぞれが配置についていた。小雪が
『まずはカバーを外して、信管を確認したら小雪に連絡して。』
と言って来た。宗司はすぐに
『確認。』
と答えたが俺は
『どれだよ…。』
となっていた。小雪は
『ダイナマイト型のに刺さってるコードがあるでしょ!?それを同時に引き抜いてからタイマーを止めるんだよ!』
とキレたように叫んでいた。俺はヤケクソで
『なら引き抜きのカウントしやがれ!』
と叫んでいた。小雪が
『10…、9…、8…。』
とカウントを始めていた。
帰れなかったら、ごめんな…
俺はなんとなくリナにそう言って小雪のカウント0と同時に爆弾本体に突き刺さっていたコードを引き抜いていた。
しばらく俺の頭は真っ白な感じだった。小雪がすぐに俺に駆けつけて来て
『ちょっと、タイマー止めてって言ったでしょ!?予備起爆の信管があったらどうすんのよ!』
と叫んでから俺を押しのけて爆弾をバラバラになるまで解除していた。
五十嵐はこんな女にプロポーズしたのかよ…
と正直、やっと働き始めた俺の頭に最初に浮かんだのはそんな事だった。俺の分が済み次第、小雪は宗司のところへと走っていた。
後はいつも通りの処理だと、液体窒素やらなんやらで爆弾の被害を出来るだけ封じてから安全な装甲BOXに小雪が爆発物を詰めていた。
『小雪が後2人居ればいいんだけどね。』
と言って来た。俺は
『だったら俺と宗司が小雪になってやるよ。』
と言っていた。涼宮が
『隊長、無茶です。』
と叫んだが、後20時間でどうせ爆破する爆弾なんだからと俺は宗司に
『やれるか?』
と聞いていた。宗司はいつもの涼し気な表情で
『僕が貴方のバディです。』
と答えていた。俺は有無を言わさずに全隊員に
『全員安全圏まで避難しろ。』
と命じていた。対爆用の安全服を大地が運んで来たが俺は
『身動きが出来なくなるだけだから要らん。』
と2つ目の爆弾の場所に向かっていた。宗司は俺と反対側へと向かい、3つの爆弾の前にそれぞれが配置についていた。小雪が
『まずはカバーを外して、信管を確認したら小雪に連絡して。』
と言って来た。宗司はすぐに
『確認。』
と答えたが俺は
『どれだよ…。』
となっていた。小雪は
『ダイナマイト型のに刺さってるコードがあるでしょ!?それを同時に引き抜いてからタイマーを止めるんだよ!』
とキレたように叫んでいた。俺はヤケクソで
『なら引き抜きのカウントしやがれ!』
と叫んでいた。小雪が
『10…、9…、8…。』
とカウントを始めていた。
帰れなかったら、ごめんな…
俺はなんとなくリナにそう言って小雪のカウント0と同時に爆弾本体に突き刺さっていたコードを引き抜いていた。
しばらく俺の頭は真っ白な感じだった。小雪がすぐに俺に駆けつけて来て
『ちょっと、タイマー止めてって言ったでしょ!?予備起爆の信管があったらどうすんのよ!』
と叫んでから俺を押しのけて爆弾をバラバラになるまで解除していた。
五十嵐はこんな女にプロポーズしたのかよ…
と正直、やっと働き始めた俺の頭に最初に浮かんだのはそんな事だった。俺の分が済み次第、小雪は宗司のところへと走っていた。
後はいつも通りの処理だと、液体窒素やらなんやらで爆弾の被害を出来るだけ封じてから安全な装甲BOXに小雪が爆発物を詰めていた。