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堕天使 1st gig.
第28章 謝罪
爆弾の解除も乗客の避難も済み、俺達が地上に上がると丁度太陽が昇り始めた頃だった。

『うげっ、太陽が黄色い!』

と叫んだ俺に雄太がじゃれて来て

『そういう卑猥な隊長が好きっす。』

と言って来た。俺は

『今更、惚れんな。』

といつもの冗談を返していたが雄太は拗ねたように

『マジっすよ…、だから無茶は止めて下さい。』

と言っていた。俺が見ると涼宮が完全に怒った顔を俺に向けていたし、ハヤトも俺を睨んでいた。宗司だけが俺にニヤニヤとしていて俺は

『悪かった!ごめんなさい!だから、そうやって無言で俺を責めんのだけは止めてくれ…。』

と叫んでいた。雄太は

『愛してるって言ってくれたら許すよ。』

と笑っていた。俺が

『それは嫁にしか言わねぇよ。』

と言うとやっと涼宮やハヤトも笑っていた。

多分、リナには愛してるなんて言葉だけで許されるべきじゃないのかもしれない。それでも俺はそれしか言えない馬鹿だから、リナが許してくれるのなら俺はリナにそれだけは伝えてやろうとか俺は思っていた。

報告書を済ませ、元々、明日から俺達は休暇だからと交代で仮眠を取り、夕方にそれぞれが家に帰っていた。

家に俺が着くなりリナがリビングから飛び出して来て俺に飛びつくようにしがみついていた。こういう可愛い出迎えはいつ以来だ?とか考えながら俺はリナを抱き上げて

『ごめんな…。』

と言っていた。リナはただ俺にしがみついたまま

『ちゃんと帰って来たからもういい…。』

と言っていた。リナにキスしてから俺は

『なら、抱かせてくれんのか?』

と聞くとリナは

『それは由紀さんって人の話し次第かな?』

とか言いやがった。

『やっぱりそこかよ!?』

『当然でしょ?』

『うー…。』

と俺の足元から声がするからリナと2人で下を見ると美優が俺のズボンを掴み

『うー…。』

と唸っていた。俺が

『まずはコイツの風呂とミルクが先だ。』

と言うとそこは夫婦の意見が一致するらしく、リナが俺から飛び降りて

『お風呂の支度して来る。』

と風呂場に向かって走っていた。
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